体育の教科書

 

小学校受験 運動課題 「ケンパー」 誰もが上達する魔法の言葉!

 

 

【指導の壁】

 

ずいぶん前に、ケンパーを指導していると、どうしてもうまく指導しきれない場面に出くわすことがありました。

 

子どもたちの、ケンパー時の姿勢が、どうしても 「猫背の状態」になってしまうのです。

 

「猫背」ゆえに、「リズミカルさ」とは程遠い跳び方になってしまいます。

「ピョンピョン」ではなく、「ドタドタ」といった感じです。

 

 

【自信を失いました】

 

幼稚園や保育園で、上手に跳べているであろう子どもたちが、私が指導したことで、下手になってしまう。

 

これは、本来あってはいけないことでした。

 

なぜだろう?

 

「輪をしっかり見るように」

「輪の中にきちんと足を入れるように」

 

言うべきことはきちんと言いながら指導しています。

決して、間違ったことは言っていません。

 

なのに、なぜ?

 

練習しているのに、指導しているのに、

「うまくなっていない!!」

これが、これこそが、事実だったのです。

 

私は、当時、「ケンパー」の指導に自信を失いかけていました。

 

 

【原因は声掛けにあった】

 

そんな時に出会ったのがこの本でした。

 

実業之日本社の「体育の教科書」

なんと!東京学芸大学附属大泉小学校体育部監修です!

 

写真が見やすいです。

その上、丁寧な技術解説がついています。

 

その解説の中に、「子どもたちに掛けるべき声掛けのコツ」が書いてあるではないですか。

その名も、“魔法の声掛け”です。

 

ケンパーにおける、“魔法の声掛け”は、こうです。

「下を見ずに、少し先を、一歩前を見てごらん」です。

 

この“魔法の声掛け”が、私をスランプという長いトンネルから救い出してくれました。

 

ものの見事に、「猫背現象」は消え失せ、「ドタドタ感」もなくなり、「リズム感」ももどってきました。

 

 

【根性も大事だけど、“コツ”を伝えることはもっと大事】

 

上手くいかないと、「回数を増やす」、「時間を長くする」といった、根性論で行ってしまうことが往々にしてあると思います。

 

「もう1回!!さあ、もう1回!!」

「やるぞ!!まだまだやるぞ!!」

 

しかし、疲れている時は、たいていフォームが崩れている時です。

そんな時に、繰り返してしまっては、悪癖(悪いフォーム)が身についてしまいます。

 

休憩を取り、コツをつかませるための上手な声掛けで再開する方が効果的ですね。

 

これって、運動だけじゃなくて、ペーパーにもどんなことにも当てはまりそうです。

 

 

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