消極的になってしまいがちなお子さまに対して

□自信を持ちなさい!
□そんな態度じゃいつまでたってもだめよ!
□あなたは本当はできる子なの!

上記のような言葉が有効であることは
間違いのない事実ではありますが
ときどき逆効果になってしまうことがあります

 

どうしてだと思いますか?

それは、より一層、自分自身に対する意識を高めてしまうからです

私が出会った、消極的なお子さまは
自分自身に対する意識
強かったことが多いです

意識することが
かなりの確率で、自分自身ばかりに
向いてしまっているのです

考えることが
長い時間、自分自身のことばかりに
なってしまっているのです

 

このような場合は

自信を持ちなさいよりも
あなたはできる子よりも

意識を外側
考えを他者視点
ほんの少し移行してみることをお勧めします

 

やり方は簡単です!そのお子さまに対して

□お父さまは、お母さまの素敵なところを伝える
□お母さまは、お父さまの素敵なところを伝える
たったのこれだけでいいんです

もっとも身近な人が
自分の目の前で
自分ではない人の話をしている

いつもは
自分のことばかりを話してくれたのに
自分のことではない他者の話をする

 

この経験を繰り返し積むことで

自分の思考に捉われていた気持ちが
ゆっくり、じっくり、はがれるようにして
他者に向くようになります

気持ちが他者に向いたときこそが
消極性からの脱却
第一歩となります

 

消極的と聞くと

他者の目が気になってしまってしょうがない
そのようなイメージを持たれることが多いと思います

でも意外とそれは
正しくないのかもしれません

気持ちや考えが
自分に向きすぎているがゆえに
他者のことを考える
他者の気持ちを慮る
余裕がない

他者の気持ちを察する
余裕がないばかりに
他者の気持ちがわからない

わからないことが不安
他者の目が気になってしまう
それが事実のような気がします

 

お勧め

消極性が気になったら
積極性を身につけさせたかったら
まずは、他者に視点が向けられる
そんな試みをしてみましょう!!

 

 

感謝の意を込めまして 神山眞

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