マズローの5段階欲求を、きちんと理解しておいた方が良いわけ
飢えを感じている、食べることがままならない子に対して
「学習習慣をきちんと身につけさせなければ!」
そう思う親っていないわけです
欠乏感に対しては、「満たしてから、次の段階に進むべきだ」ということは、誰しもが冷静に判断できるからです
ところが、「心が満たされていない、気持ちが満たされていない」
そんな、欠乏感や飢餓感に対しては、意外と目を向けてあげていないことが多いみたいです
そこに、もしかしたら、原因があるかもしれないのに
「どうして言うこと聞かないの?」
「どうしてちゃんとできないの?」
「どうして学習に集中できないの?」
「どうして勉強を嫌がるの?」
となってしまうのです
マズローの5段階欲求に関しては、よくよく、きちんと理解しておいた方がいいです
どうやら、人は、あるレベルの欲求を満たしてから、次のレベルのステージに進むみたいです
まして、幼児さんだったりするわけです
「満たされていないものが、あるのかどうか」
「満たされていないものが、なんであるのか」
お子さまの表情や言動から探ってあげることが大切です
自動車でさえ、ガソリンを満たしてから、目的地に進みます
馬だって、ニンジンを食べてから、ゴールに向かいます
だからといって
「全てを必ず満たしましょう」
「いつも、必ず満タンでいましょう」
「満たさないのは絶対ダメですよ」
ってことではないですからね
無理のないように
極端に走ることなく
満たすべき時期
満たすべき量
それらが、適切であるようにしましょうね!!
感謝の意を込めまして 神山眞