■1:図形課題:BIG5にチャレンジ!!
筑波小図形課題と言えば、「回転図形」、「重ね図形」、「線対称課題」、「図形構成課題」、「位置移動課題」以上5つです。
そう聞くと、今すぐにでも「BIG5課題」に着手したくなりますよね!!
しかし、皆さま、どうか “いきなり過去問レベル”に着手しないでください!!なぜなら、過去問は、あたりまえではありますが、「本番レベル」で作成されているからです。
「本番レベル」のものを、無理なく行うためには、「本番レベル1歩手前」のものを、十分に行っておく必要があります。
今回の講座は、「筑波小図形BIG5課題における、本番レベル1歩手前課題」を用いることで、無理なく、本番レベルに持っていくことを目的としています。
■2:既出課題を用いて、解き方のコツを掴む
【1】回転図形 『2021年男子B、男子C』または、『2014年男子女子A』=5分間ノンストップ
今の段階では、敢えて「一歩手前レベル」を数多く行います。回転する際のイメージをたくさんインプットすることで、「本番レベル」を解く力が身につくからです。
【2】重ね図形 『2019年男子A』または、『2019年女子A』、或いは『2013年男子B』
筑波小で行われた「重ね図形」の特徴をひとことで言い表すと、「多種多様」と言うことになります。ある年の重ね図形が解けたとしても、それがそのまま、別の年の重ね図形に通用するとは限りません。タイプごとに分けて、一つ一つをつぶすが如く行っていきましょう。
【3】線対称課題 『2017年男子A』
線対称課題を大きく4つに分けると、「マス目を使った線対称課題」と「線で結ぶ線対称課題」、「折り紙を使った線対称課題」、「重ね図形との複合課題」と言うことになります。今回は、「重ねと線対称の複合課題」にチャレンジします。
【4】図形構成課題 『ちきゅうまる予想課題』
予想課題にチャレンジします。厳密に言うと、すでに某私立小で出題済みのものです。見た瞬間に、「これは筑波でも出題される!」と閃きました。既出のものは、かなりの難問です。しかし、大丈夫です。1歩手前ではなく、2歩手前、3歩手前の課題を多数用意することで、「気がついたら解けている」のレベルまで到達できるように導きます。
【5】位置移動課題(線対称系) 『2020年男子B』
図形構成、回転、重ね、線対称。それらすべての課題を解く際に必要な力、それが「位置把握力」です。今回は、位置の把握力はもちろんのこと、線対称の力をも必要とする課題を使うことで、「本番レベル」に、敢えてゆっくりと、しかし確実に近づくことを目的に行います。
■3:製作も気がついたら「スピード」が身につく仕組みで行います
筑波では、「塗る」、「ちぎる」、「貼る」、「結ぶ」、「折る」、「描く」といった「6つの手先の巧緻力」が必要とされます。前回の講座では「塗る→ちぎる→貼る」を連続動作で行いました。
いよいよ今回は、「塗る→ちぎる→貼る→結ぶ」を行います。4工程連続課題にチャレンジです!!
10分間の「連続動作」を行うことによって、「スピードを出すコツ」を必ずや見つけ出すことができるはずです。
「結ぶ」に関しては、「ちょうむすび」、「たまむすび」、「かたむすび」のいずれかをお選びいただき、無理の内容に行わせていただきます。
■4:概要&お申し込み方法
【講座ナンバー】講座№0629:6月29日(日)13時30分~15時10分(100分間)
【場所】 三軒茶屋教室
【講師】 神山眞
【対象】 年長の皆さま
【講習費】 7,500円(税込み)
【受付開始】 6月8日(日)の午前10時からです。「講座ナンバー」を明記の上、「お子さまのお名前(読み仮名)」、「性別」、生年月日」、「緊急連絡先(携帯電話)」をご記入願います。ちきゅうまるの「お申し込みフォーム」よりお申し込み願いいたします。