「待機時間の所作、自分の順番ではないときの過ごし方」を覚えておかないと、合格がするりと逃げてしまう!

 

待機時間パターン1

□6校:呼ばれるまで待っていてください

□6校:順番が来るまで並んで待っていてください

□6校:体操座りで待っていてください

□お茶の水:絵本を読みながら、呼ばれるまで待っていてください

□世田谷:絵を描きながら、呼ばれるまで待っていてください

□小金井:男子横2列、後ろに女子横2列で、静かに座って待っていてください。名前を呼ばれたらお返事をして挨拶をしましょう

“待っていてください”という、明確な指示から始まるのが、待機時間パターン1の特徴です。

 

待機時間パターン2

□大泉:3人1組のうち1人が発話。その際、残りの2人はきをつけの姿勢で待機

□筑波:5人1組のうち1人が発話。その際、残りの4人はきをつけの姿勢で待機

□竹早:5人1組しりとりの際、発話者及び受け手以外の子は見守る形での待機

“待っていなさい”という、明確な指示がないがゆえに、自らの判断力が必要となるのが、待機時間パターン2の特徴です。

 

待機時間と自由時間は似て非なるもの

□自分の順番でなくなるや否や、途端におふざけをしてしまう

□指示者がいなくなると、途端に、グニャンとなってしまう

□待機時間と自由時間の区別がつかないから、隣の子に話しかけてしまう

□競技者を視ずして、靴をいじったり、ヒモをいじったり、ぼーっとあらぬ方向を見てしまう

これらは、すべて“NG”です。国立小受験本番時の「待機時間」は、「自由時間」ではありません。「休み時間」でもありません。この認識があるかどうかで、大きな差がついてしまいます。

 

待機時間の重要性を、今こそ学びましょう

□ペーパーを仕上げる

□製作課題の完成度を上げる

□より遠くへのジャンプや素早い動きのくまあるき

これらはすべて大切なことですが、それらと同じくらい、もしかするとそれ以上に、待機時間の過ごし方や、自分の順番ではない時の過ごし方は大切です

 

3か月では身につかない

所作に関することは、急には身につきません。3か月やそこらでは、身につきません。

11月に照準を定めるのなら、夏休みの間に、お約束通りに過ごす「休み時間」&「待機時間」を学んでおきましょう!!

アドバイスを受け、時に叱られる。励ましの言葉を浴び、大いなる賛辞の言葉で包まれる。そんな夏期講習会に出て、“凄技”を身につけましょう!!一緒に“行動観察の達人”を目指しましょう!!

 

 

いよいよ来月から夏期講座が始まりますねでおなじみの神山眞

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