「お話の記憶課題100点満点」を目指す!!:弱点を放置した学習方法からの脱却

 

お話の記憶を分析した結果

「お話の記憶課題」には、ある決まった「出題パターン」があります。分析すればするほど、“設問が先→後から物語の作り方をしているのでは?”と思えてしまう程の「決まったパターン」が存在します。その「決まったパターン」が、前回報告済みの「10のカテゴリー」です。

 

「10のカテゴリー」を家庭学習に生かす方法

ほとんどのお子さまは、「色」が覚えられなかったり、「数」が覚えられなかったり、「季節」が思いつかなかったりします。ですが、それらについて的確な解決方法は、今まで提示されてきませんでした。大半の子が、“よく聞くようにしなさい”や“集中するように”的な、かなり漠然としたアドバイスを受けてきました。

 

数の勉強だったら

数の勉強の際に、弱点と呼ばれるべきものが見つかったら、指導者は「その弱点について重点的に勉強をするように」と言うアドバイスをするはずです。なので「求差」がわからない子には、「求差」に重点を置いた家庭学習を行います。「求差」がわからない子に、「数の勉強をしましょう」と言うアドバイスをする指導者はいません。あまりにも漠然としすぎているからです。

 

弱点を放置したままの学習方法からの脱却

お話の記憶課題も同様です。弱点を放置したままの学習方法では、なかなか100点満点を取ることができません。弱点が見つかったら、その弱点に焦点を合わせた学習をします。ずっとではなくていいのです。ある一定期間、重点的に「弱点に焦点を合わせた」学習方法を取り入れます。

 

その弱点は「10のカテゴリー」のどれに該当するのか?

弱点を知るためには、指導者である私たち大人が「10のカテゴリー」をしっかりと把握しておかなければなりません。その弱点が、「10のカテゴリー」の中の何に該当しているかを知り、その弱点についての「重点的学習指導」を行うためにです。皆さまのお子さまには、弱点はありますか?「お話の記憶」における、「10のカテゴリー」の中で、「弱点」と思われるものを見つけ出すことができましたか?

 

本日のまとめ

「弱点を放置した学習方法からの脱却」についてお話させていただきました。今一度「10のカテゴリー」を眺めておいてください。そして、「うちの子は、これに該当するかな?」が見つかったら、早速その弱点についての「重点的学習指導」を開始しましょう。

 

次回

いよいよ実践編に入ります!!「10のカテゴリー」の中から『登場人物/登場人物の行為』をピックアップします。“登場人物が覚えられない” 、“出てきた動物と出てこなかった動物の記憶ができない”などについてお悩みの方は必見です!!お楽しみに!!

 

 

 

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【日程】

◇世田谷スタイル60=5月3日(祝)
■講座№0503A: 11:00~12:00
■講座№0503B: 12:45~13:45

◇お茶の水+筑波+竹早スタイル90=5月29日(日)
■講座№0529A: 9:30~11:00
■講座№0529B: 11:45~13:15

◇小金井+大泉スタイル60=6月18日(土)
■講座№0618A: 9:30~10:30
■講座№0618B: 11:15~12:15

【場所】
◇世田谷スタイル=三軒茶屋
◇お茶の水+筑波+竹早スタイル=池袋
◇小金井+大泉スタイル=吉祥寺

【対象】年長の皆さま

【講師】神山眞

 

今回はここまでの発表です
今後のブログで詳細を報告させていただきます!!

 

 

感謝の意を込めまして 神山眞

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