幼稚園の授業にて
いつもの火曜日
いつもの電車に乗って
いつもの幼稚園で
いつもの授業
いつも通りの始まり
いつも通りの反応
そしていつも通りの“終わり”を
迎えるはずだったのですが
↓
↓
↓
きょうは、“いつも通り”になりませんでした
“終了時刻”はいつも通り来て
“今日のお勉強はここまでです”
の合図もいつも通りしたのですが
ここで
開講依頼1年半以上にわたり
一度も注意を受けたことのない
女の子が、私から、注意を受けました
勉強をやめようとしないのです
終わりの合図を守らないのです
「○○さん!!“やめ”の合図を守るのもお勉強ですよ」
↓
↓
↓
でも、“あとひとつ”、“あとひとつ”の○○さんはやめないんですよ!!
言うこと聞かないんですよ!!
わたしは、最高に嬉しかったです
まるで、この瞬間を待っていたかのような、喜びと達成感に包まれました
“○○さん!!ついに殻を破ったな!!”
“いい子でいなくちゃ”
“怒られないようにしなくちゃ
“規則は守るべき”
“やりたいことがあっても…”
“本当の気持ちは違っても…”
“我慢が大事…”
そう思い続けてきた1年半
でも…
ついに!!
思った通りのことができました!!
自分の心を開放しました!!
“ついに殻を破りました!!”
規則を守ること=すばらしい!!
いい子でいること=すばらしい!!
でも、幼児期には
もっと素晴らしいことがあります
それは「自分を出す」です
来週からの授業がたのしみです
自分を出すことができるようになった○○さんに会うのがたのしみです
殻を破った○○さんとの対決がたのしみです
ここからが、「本当の規律」、「本物のお約束」を教える時です
講師冥利に尽きますね
感謝の意を込めまして 神山眞
「体験授業」が受けられない皆さまから
たくさんのご意見をいただいています
たくさんすぎてメールの返信ができていません
本当に申し訳ないです
「何とかしなければ」と考えています
近日中に「少しでもお役に立てそうな提案」ができそうです