国立小学校受験 ゴールドスタンダード28
ステップ1 「準備は早い方がいい」
「ここが違う!!=国立小学校と公立小学校の比較 PART1」
さぁ、本日は、「国立小学校と公立小学校の違い」についてです。
何も変わらなければ、何もわざわざ電車やバスに乗って、
国立小学校に通う必要はありませんよね。
そこで、公立小学校や、私立小学校との比較によって、
国立小学校のメリット、デメリットを浮き彫りにしたいと思います。
【全国学力検査の結果に…】
公立小学校17,1%
私立小学校31,3%
国立小学校38,0%
この数字、なんだと思いますか?
文部科学省が平成28年度に6年生の児童を対象に実施した、全国学力調査の算数(A)の結果です。
全国の6年生の児童が、同条件のもと、算数の基礎的知識を問う課題を15問解きます。
1問できた人が何%で、5問できた人は何%、6問できた人は…といった具合にグラフと実数でそれらの結果が、文科省のHPに開示されています。
(全国学力調査は、算数・国語の基礎知識を問うA問題と知識の活用力を問うB問題から構成されています。)
上記の数値は、全問正解した人の割合です。
何と、公立小の2倍以上の数値を、国立小は叩き出しています。
【この結果は何を意味するのか?】
このデータが1年生時のものであったら、「あー、受験勉強してきた人たちとしていない人たちって、やっぱり違うんだね!!」となります。
しかし調査は、6年生時に行われています。
だとしたら、何が原因でこの結果は生じたのでしょうか?
「わからない」
これが、答えです。
先生が違うから
教科書が違うから
カリキュラムが違うから
環境が違うから
地域が違うから
理由や原因が、あまりにも多岐に渡りすぎています。
なので、「わからない」のです。
【見つけました】
見つけました。
独断ですし、偏見もあるかもしれません。
でも、敢えて言わせていただきます。
公立小学校に通う子と私立小学校に通う子の違い。
公立小学校に通う子と国立小学校に通う子の違い。
どちらも、後者は、前者に比べて、圧倒的に幼児教育を受けている率が高いのです。
私立小学校に、幼児教育抜きで、合格する人はあまりいません。
国立小学校にも同じようなことが言えます。
なので、公立小学校に比べて、国立小学校や私立小学校には、圧倒的に「幼児教育経験者」が多いのです。
【やっぱり準備は早い方がいい?】
だからと言って、私は声高に、「幼児教育を受け、国立小学校に行くべきだ!!」
とか、
「早期教育こそが成功の秘訣だ!!」と叫ぶつもりは毛頭ありません。
そもそも、幼児教育を、「幼児教育」という言葉でひとくくりにするのは、乱暴すぎる気がします。
まして、「早期教育」の「早期」という部分に関しても、どこからどこまでが「早期」なのかは、明確に線引きできないはずです。
皆さまのお子さまに、今必要なものは何ですか?
なぜ、それは必要だと思いますか?
それは、どのように、どのような形で、お子さまの将来及び未来につながっていきますか?
これら3つを、よくよく考えてみてください。
話し合える環境にあるのなら、話し合ってみてください。
何か見えてきましたか?
見えてきた時が、始める時です。
幼児教育の必要性が見えてきたのなら、私と一緒に進みましょう。
共に、親として、大人として、導くものとして、相談相手として、子どもたちの将来にかかわっていきましょう。
今回の話は、ここで終了です。
「公立小学校との違い PART2」では、学費についてお話いたします。
楽しみにしていてください。
感謝の意を込めまして 神山眞