もしものはなし
今日の話は、「もしものはなし」です。
ノンフィクションではありません。
“もしも、子どもが勉強に、やきもちを焼いたなら”
そんな設定でいきましょうか
お母さまが、
あまりにも、勉強のことに興味を持ち、
あまりにも、勉強、勉強と言っている
ペーパーの出来不出来に、模試の結果に、一喜一憂している
出かけるたびに
何だか勉強に関連したものばかり買ってくる
遊ぼうと言うと
「すごろくならいいよ」
「積み木をやろうか」
「パターンブロックがいいんじゃない」
なんて言われる
でも、折り紙がしたいから、折り紙をしていると
「端を揃えるように」とか
「しっかり、アイロンをかけなさい」
そう言われる
“もしも、子どもが、勉強に対して焼きもちを焼くとしたら?”
ぼくのことより、勉強の話ばかりしている
そういえば、最近、ぼくとの話は、いつも勉強のことばかり
もしかしたら、
お母さんは、ぼくより、勉強のことが好きなのかもしれない…
だとしたら、
□勉強をしないぼくのことは、きらいになっちゃうのかな?
□正解が少ない日のぼくのことは、きらいなのかな?
↓
↓
↓
ここから先は、2パターンに分けます!!
(Aパターン)
頑張ろう!!
勉強頑張ろう!!
正解ゲットしまくろう!!
お母さんに、喜んでもらおう!!
お母さんの、喜ぶ顔が見たい!!
(Bパターン)
試そう!!
そうだ、試せばわかるはず!!
出来なかったペーパーは、丸めちゃえ!!
「やりたくない!!」と、大きな声で叫ぼう!!
それでも、お母さんはぼくのこと、好きかな!?
表現の仕方は、全くもって正反対です。
ですが、根っこの部分では、ほとんど同じなのかもしれません。
お母さんが、これだけ時間を割いて考える勉強とは、いったいいかなるものなのか
お母さんが、これだけ夢中になる勉強とは、いったいいかなるものなのか
乳児の頃から、絶対不可侵であったはずの、「ぼくとお母さんの聖域」に、いきなり踏み込んできた勉強
もしも、お子さまが、最近様子がおかしいと思ったなら
それは、お子さまが、聖域を犯した、勉強に対して、警戒心を抱き、不安感を強め、結果として、やきもちやいているのかもしれませんね
やきもちを、退治する方法
みとめること
つつみこむこと
感謝すること
スキンシップをとること
ふざけあうこと
じゃれあうこと
退治する方法は、きりがないほど、たくさんあります
皆さまが、いままで、ずっとやってきたことです
今日のはなしは、もしものはなしです。
あくまでも、ノンフィクションです
感謝の意を込めまして 神山眞