無理はさせるべき?

我が子が、「やだ!やりたくない!」と言っていることを、無理にでもやらせるべきでしょうか?

我が子が、「やだ!行きたくない!」と言っている場所に、無理にでも行かせるべきでしょうか?

 

敢えて「答え」や「アドバイス」を、提示しません

その代わり、「なぜ、“やりたくない”に至ったのか?」「なぜ、“行きたくない!”に至ったのか?」、これら2つについて、“7つのアプローチ”を用いながら、皆さまと一緒に、何回かに分けて、一緒に考えてみたいと思います。

 

質問させてください

それでは、本日は、「アプローチ1:“やりたくない”に関する神山からのいくつかの質問」についてです。今から、いくつかの質問をしますので、心の中でお答えしてください。
或いは、紙に書き留めてみてください。

☑お子さまの「やだ!やりたくない」は、以前から、ずっと前から、かなり定期的におきているものですか?それとも、ここ最近から、おき始めたものですか?

☑お子さまが「やだ!やりたくない」と言うことは、「明確に特定できるたった一つのもの」に対してですか?それとも、「多岐にわたる複数のもの」に対してですか?

☑お子さまの「やだ!やりたくない」は、どの場所であっても同じようにおきますか?それとも、特定の場所だけでおきますか?

☑お子さまの「やだ!やりたくない」は、どのような相手であっても同じようにおきますか?それとも、特定の人にだけでおきますか?

☑お子さまが「やだ!やりたくない」の言葉を発した時、お子さまは落ち込んだ様子(内側に向かう)になりますか?それとも、癇癪を起すが如く(外側に向かう)といった様子になりますか?

☑お子さまが「やだ!やりたくない」といった時、お父さま或いはお母さまは、どのような対応(反応)をしますか?

☑お子さまが「やだ!やりたくない」といった気持ちでありながらも、結果として「いやだったけれど、やってみた!そうしたら、楽しい気持ちになれた!」の体験をしたことはありますか?

 

“お任せください”とは言えませんが…

皆さま、ここが出発点です。お子さまへのアプローチの前に、自らの気持ちを整理してみましょう。お子さまへのアドバイスの前に、状況を冷静に分析しておきましょう。

「やだ!」に関して、“私に任せてください!”と胸を張って言えるほど、私は立派な人間ではありません。

しかし、「やだ!」に関しては、誰よりも“わかるよ!”って言ってあげられるだけの理由が私にはあります。だから、一緒に考えていきましょう!一緒にそれでも一歩先に進みましょう!

 

感謝の意を込めまして 神山眞

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