注意の仕方を変える

注意すること、叱ること、怒ること…。とかくネガティブに捉えられてしまいがちな「3つ」です。

しかし、これら「3つ」があるからこそ、子どもたちは成長することができます。

とは言うものの、もしも、以下のチェック項目の中で、3つ以上当てはまることがあったら、今日から、いえいえ、今すぐ「注意の仕方」を変えてみることをお勧めします。

 

5つのチェック項目

☑毎日同じことばかり注意している

☑何度注意しても全く直らない

☑注意したそばから、またやらかしている

☑一日中、追いかけるようにして注意している

☑注意することや、怒ることに疲れた

 

注意は愛情!!

“何かしたことに対して、注意をする”を、「事後注意」と言う言葉に置き換えます。“何かする前に、お約束をしておく”を、「事前約束」という言葉に置き換えます。

皆さまは、どちらの「注意法」が、正しい方法だと思いますか?実は、どちらも“正解”です。しかし、何事もバランスです!!

上記チェック項目で、“イエス!”が3つ以上の場合は、「事後注意」の割合を、今までの1割減にしましょう。その代わりに、「事前約束」の割合を、その減ったであろう1割に当ててみてください。

 

事前約束にはコツがある

注意が多くなっている事柄をピックアップしておきます。その中から、たった1つを選び出します。その選んだ一つに関して、「お約束」をお子さまと交わします。

次が最も大事です。ここに“コツ”があるからです。その交わしたお約束が守れたかどうかの「総括」を行う時間を、必ず設けます。

その際に、最も大事なことは、“お約束が守れたかどうか”ではありません。それよりも、もっと大事なことがあります。それは、“どんなお約束”をしたのかを、お子さまに話してもらうことです。

自らが話した言葉(お約束)には、能動性が宿ります。お約束を守るにあたっては、受け身的なものよりも、積極性を帯びたものの方が断然うまくいきます。

 

いずれにしましても

お約束は“愛情”です!!が
叱ることも、“愛情”です!!
褒めることも、怒ることも、笑いあうこともすべてが愛情です!!
どうか、“仏作って魂入れず”にはならないようにしてください!!

 

 

感謝の意を込めまして 神山眞

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