紫式部

休み時間の過ごし方

 
休み時間

大人の方相手のセミナーだと、

 

「先程の〇〇って、こういった解釈でいいでしょうか?」
といった、先程までの流れに沿った質問がほとんどです。
というよりも、そのような質問しかありえません。

 

当然、私の専門分野なので、自分の土俵の上で勝負をするが如く、自信をもって、明確に答えることができます。

 

 

ところが、お子さま相手だと、こうはいきません。
流れに沿った質問が皆無だからです。

 
「先生!」

呼ばれます。

近くにいきます。

「どこか、具合でも悪いのかな?」
まず、何よりも先に、そのことを考え、心配し、
「どうしたのですか?」
と訊ねます。

すると












「前の歯が、2本、グラグラしてきたの」
とか
「ペンギンは、お尻から油を出して体全体を~」
とか
「ここのお部屋には、私の保育園と同じ絵本があります。さて、それは何でしょう?」
といった具合に、十人十色、千差万別、様々なお話をしてくれます。

 
全くもって、自分の土俵で話ができないので、
ほとんどの返し言葉が、
「へぇー!!そうなんだ!!」

「いやー!?先生にはわからないな!?」
になってしまいます。

 
でも、いつも、いつも

「そうだよな!!子どもって、そういうことが気になっているんだよな!!」
「グラグラ感ねぇ…そういえば、自分だって、一日中、指で歯を触っていたなぁ…」
「そういうことに、とてもとても興味がある時期なんだよな!!」

「もっと、もっと、彼らの興味の対象について、話をしていたいなぁ」

そんなふうに思います。

 

 

 

子どもにとって興味のあること
子どもが最も気になっていること

 

 
それらが、授業と一致するようなカリキュラムをつくりたい

同時に、もう、あまり、子どもに無理をさせるカリキュラムではやりたくないな

そんなふうに考えています。

 

 
考えをまとめて
子どもにとって最善のカリキュラムを提示できる目途がついたら
来季の募集を開始いたします
少しお時間をいただきますね

 

 

 

 
感謝の意を込めまして    神山眞

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