久しぶりのホームラン級の本です!!
星友啓先生著「スタンフォードが中高生に教えていること(SB新書)」

 

皆さん、一緒に
□子育てを学びましょう
□子どもと成長しましょう
□家族と過ごす時間を大切にしましょう

 

そのためには
□良書から学びましょう
□良い言葉を理解しましょう
□理解したことを実践しましょう

 

本日も
□全米屈指の学校を率いる「日本人」校長先生
□星友啓先生の著書
□「スタンフォードが中高生に教えていること」から学びを得ましょう

 

その教えが子どもをダメにする-恐ろしい8つの常識-
常識2:手取り足取り丁寧に教えると、学びが深まり探求心が喚起される→正しい? 正しくない?




星友啓先生曰く
“必ずしも子どものベストにつながらない”

 

これに関しては、2011年マサチューセッツ工科大学の研究を例に挙げています。

 

条件

□被験者は幼稚園児

□4つのグループに分かれて

□4つの仕掛けがついたおもちゃで遊ぶ

□説明の仕方は4者4様

 

説明の仕方

□グループ1:4つの仕掛けのうちの1つだけをしっかりと教える。他の説明は全くしない。「ほらほら、ここの部分を見てごらん。引っ張って回してみると、こんな音が鳴るよ」といった具合に、その1つの仕掛けについては、実演付きの説明を2回行った。

□グループ2:実演のみで説明なし。用事ができたふりをして退席

□グループ3:説明なしはグループ2と同じ。おもちゃを出していじっているうちに同じ機能が偶然に実演されてしまう設定

□グループ4:何も説明しない

 

さて、皆さん、その後、園児さんたちはいっせいに遊び始めたのですが、どのやり方が、幼児期の子どもたちの“探求心”を引き出したと思いますか?



答え:グループ1以外です!!

グループ1は、説明を受けた仕掛けだけで遊び、他の仕掛けを試すことなく、すぐにおもちゃを置いてし待ったようです。

 

その他の3つのグループは、説明を受けたもの以外の仕掛けも見つけることができて、さらに、おもちゃで遊んでいる時間がグループ1の子よりも長かったのです。

 

あくまでも“ひとつの研究例”であり、あくまでも“おもちゃ遊び”であり、学習やスポーツ、芸術に通じるかどうかはわかりません。

 

ですが、星先生は“教えること”について、実に以下のように興味深い一言を述べています。

 

教えることは、新しい知識やスキルの獲得により子どもの視野を広げる一方で、考え方やものの見方を制限してしまう危険性をはらんでいます。~中略~子どもの学び方や考え方を尊重し、それらを強引に制限することを避けて、複数の異なる視点の取り方を奨励していきましょう。

 

実に大切なことが書いてありますね。
わたしも、教えるときには、子どもの学び方や考え方を尊重し、それらを強引に制限することを避けていきたいと思いました。

 

まだまだ、勉強
まだまだ、チャレンジ
良書から、たくさんのことを学び
これから、接するお子さまのお役に
少しでも立てるように頑張ります!!

 

 

感謝の意を込めまして 神山眞

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