□質問を変えると、お子さまの思考が変わります
□質問の幅を広げると、お子さまの思考の幅が広がります
□質問に新しさを加えると、お子さまに新しい思考法が加わります
口頭試問練習や個別テスト練習の際に、あるものを提示して、それについて質問をすると
『うん!?えーっと“大きい”です』
『うん!?あ!!“かわいい”です』
と答えることが多いです。
それはそれでいいのです
感じたことを言葉にすることは大切ですし
見た目について“パッとこたえられる”
そのこと自体が素晴らしいです。
ですが、もしも、思考のレベルを次のステージに上げたいのなら、「大小」「多少」「長短」「きれい!」「かわいい!」といった見た目のみならず、そろそろ「用途」や「材質」にも着目できるといいですね。
例えばの話ですが、皆さんのお子さまは
『泡だて器』や『ハンガー』についてどのような説明ができますか?
『丸いところがある』、『硬いところがある』
『細長い』、『平べったい』、『冷たい』
これらも、とてもいいけれど
年長さんだったら、やっぱりそろそろ、「材質」や「用途」にも目が向くといいですね。そのためには『質問』をしてあげることです。
1度に「何でできているの?どんな時に使うの?言ってみて」と質問をするよりも、次のような手順で質問してみることをお勧めします
■1:「泡だて器のこの部分は何でできていると思う?」→「そうだね。鉄でできている仲間だね」
■2:「鉄でできているものはほかにある?」→「こんなものがあるよ」
■3:「では、泡だて器ってどんな時に使うの?」
■4:「泡だて器を使って作るお料理は?」
■5:「そのお料理を作る時に、泡だて器のほかに何を使う?」
■6:「一緒に作ってみようか!!」
泡だて器やハンガーだけではないですね
机まわりのもの、台所用品、文具といった「日常の生活の中でよく見るものやよく使うもの」についての『材質や用途』について興味が持てるようにするといいですね。
興味を持ってもらうためには知識を教え込むより質問です
何気なく、実にさりげなく「材質」や「用途」についての質問をある一定期間繰り返しましょう
柔らか頭の幼児期ですから、ひとつがわかると、どんどん「これもそうかな」と広がりを見せていきます。
どうか、お試しになってみてください。
考え方に変化を与えること
考え方に幅を持たせること
新しい考え方を授けること
これらは「財産」です
一生を貫く「財産」です
どうかお子さまに「思考法」という素敵な財産を与えてあげてください
感謝の意を込めまして 神山眞
6月の講習会は『オールインワンGWスペシャル』にて、すでにお席を確保していただいた皆さまに優先的にお声をかけさせていただきます。
『3月のオールインワンベーシック』にて、お席を確保していただいた皆さまには、夏の講座を優先的にお取りしていただきます。
6月の講座、夏の講座、いよいよ、まもなく「日程の発表」ができそうです!!