お片付けは、行動観察時の重要事項チェックポイント!!

 

昨日の講習会

お片付けは、使ったものを、元に戻します。元に戻したら、軽く整えます。実に当たり前のことなのですが…。昨日の講習会では、「アドバイスをすればできる」けれど、「何も言われないと忘れてしまいがち」のような感じでした。秋の本番を目指して、「アドバイス」がなくたって、「当たり前にできる」を目指しましょう。そのためには、まずは、ご家庭における「お片付けの習慣化」からです。

 

お片付けを“当たり前”にする方法①-オモチャ-

“元に戻しましょう”を合言葉にします

“元に戻す→次の遊びに移行”を体に馴染ませていきます

□“注意をする”に偏りすぎず、“きれいで嬉しいなぁ!”の感嘆の言葉や、“ありがとう!助かったよ”の感謝の言葉も大事にします

 

お片付けを“当たり前”にする方法②-勉強道具-

□机上での“筆箱とペーパーの定位置”を教えます

スタート時、休み時間空け、終了時に机上で定位置に戻すことをアドバイスします

□“筆箱とペーパー”から、“筆箱とお道具箱と画用紙”のように、徐々に“定位置のサークル”を広げていきます

□“机上”から、“筆箱の中”、“お道具箱の中”のように“整える場所のサークル”を広げていきます

 

行動観察時における“お片付けの重要性”を確認

(例1)高さ比べ課題

紙コップやパターンブロック、積み木、カプラ、廃材を使ったたかさ比べ課題では→後片付け時に、丁寧さと粗雑さの差が表れます。一生懸命な姿とやらされている姿の差が表れます。きびきびした取り組みとだらだらとした取り組みの差が表れます。

(例2)集団製作課題

大き目の模造紙に集団で絵を描く集団絵画課題、廃材などを使ってテーマに沿ったものを作る集団創作課題では→道具の扱いにおいて、チームごとにかなりの差が出ます。クレヨンが出しっぱなし、クレヨンが床に転がっている、模造紙の端を足で踏みながら行っている…。終了時の片づけのみならず、作業中時の随所随所での片づけがポイントになります

(例3)自由遊び課題

読んで字のごとく、集団で自由に遊びます。平均台を使ったドンジャンケン、ボールを使った的あて、おままごとなど、ボーリング、カードゲーム、黒ひげ危機一髪→1つの遊びを終えたら、片づけをしてから次の遊びに移行することがポイントです。自分が使っていないものでも、出しっぱなしになっていたら片づけられるとポイントアップになりそうですね

 

行動観察講座を選ぶ際のアドバイス

テーマなき行動観察への参加は効果が半減になってしまうことがあります。評価をもらって、評価に対して改善することも、確かに講座への正しい参加の仕方ではあります。

しかし、できることならば、テーマを決めて参加することをお勧めします。“ベーシックな所作を身につけよう”、“コミュニケーション能力を高めよう”、“お約束が守れるような講座に参加しよう”、“恥ずかしがらないで大きな動きができるような講座に参加しよう”と言った具合にです!!

 

 

1日で国立小学校受験に必要な5課題をすべて学ぶことができる3時間講座

 

行動観察の「イロハ」を学ぶなら
GWだよ全員集合!! 『ちきゅうまるオールインワン講座180』

お子さまに『充実感と自信』をお持ち帰りいただきます。
今回は日程のご報告となります。
今後のブログの中で、詳細を報告させていただきます。

【講座ナンバー】
■講座№0416吉祥寺 4月16日(土) 9時30分~12時30分
■講座№0429三軒茶屋 4月29日(祝) 9時30分~12時30分
■講座№0430吉祥寺 4月30日(土) 9時30分~12時30分
■講座№0501三軒茶屋 5月1日(日) 9時30分~12時30分
■講座№0502池袋 5月2日(月) 15時00分~18時00分
※全て同じ内容です。いずれか一つをお選びになってください。

【課題】「ペーパー」、「行動観察」、「製作」、「口頭試問」、「運動」

【講師】神山眞

【対象】年長の皆さま

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