国立小学校合格を目指すなら、何よりも先にこれを身につける!
模試を行っている際に、
「もったいないなぁ…」
そう思う瞬間があります。
それは、ペーパーで間違えた瞬間でも、クマ歩きで滑って転倒したときでもありません。
「あいさつ」や「返事」が、きちんとできていない時です。
「あいさつ」や「返事」は、「何かをやる前」や「初動の際」に交わされることが多いです。
なので、強烈に「印象」に残ります。
どうか、「挨拶」と「返事」だけは、
今すぐ、身につけてください。
【気持ちの良いあいさつ、返事こそが、合格への第一歩】
国立の考査は、私立のようにじっくり行うスタイルではありません。
また、通常「お名前」ではなく、「番号」で呼ばれることも多いのが、国立のスタイルでもあります。
その時に「返事」ができないと、これはどうしてもマイナスの要因となります。
さらに、「自分から挨拶をすること」、そんな課題がでることが多々あります。
そんな時こそ、第一印象が肝心です。
気持ちの良い挨拶ができるようにしましょう。
気持ちの良いお返事ができるようにしましょう。
気持ちの良い「あいさつ」と「返事」は、周囲の全ての人に、好印象を与えるでしょう。
「返事」一つで、周囲を「おーっ!!」と驚かせる位の存在になることを目指しましょう。
【まずは、講習会で身につけましょう】
「あいさつ」と「返事」が、そもそも、“そんなに必要ではない”、“そんなに重要ではない”
と、思っているお子さまもいます。
そんな時は、講習会で、素晴らしい挨拶ができるお友だちに出会う必要があります。
「すばらしいねぇ!!○○くんのお返事は、すばらしい!!」と、褒められるお友だちを、横目でちらっと見た瞬間、「え!? あれが素晴らしいんだ!! “あいさつ”って、素晴らしいと、皆の前で褒められるんだ!! やってみよう!!」となります。
しかし、講習会で身につけたものには、 「普段使わないと、元に戻ってしまう」という欠点があります。
【講習会にくる前にお約束をします。必ずです】
ごあいさつ、お返事の練習に最も適しているのが、講習会です。
「教室にいったら、自分から元気よく挨拶しようね。呼ばれたら元気よくお返事しようね」
「教室が終わったら、自分から元気よく挨拶してから帰ろうね!!」
事前に、“お約束”です。
ここが肝心です。
できなかったことを、あとから叱るよりも、やるべきことを、事前にお約束しましょう。
そして、講習会が終わったら、検証します。
【伝えてあげてください】
上手にできたら、「今の笑顔、今のご挨拶、とっても素敵だったよ!!」と伝えてあげてください。
意外に思うかもしれませんが、子どもは、「素敵な笑顔の瞬間」、「素敵なご挨拶の瞬間」を、あまり知りません。
ですので、「しっかり挨拶しなさい」とか、「ほら!!いい笑顔で喋ってごらん!!」といっても、「なにが、“しっかり”なんだろう…」、「どんなお顔が、“いい笑顔”なの…」となってしまうのです。
素晴らしかったら、その場でその素晴らしさを伝えてあげてください。
その時にはじめて、「ああ!!いまのが、すてきなあいさつなんだ!!」と気づくことができます。
【お子さまと一緒に「心のこもったあいさつ」、「はきはきとした返事」に取り組んでみませんか?】
まずは、お父さま、お母さまから、今まで以上に積極的に明るく「あいさつ」をしましょう。
ご近所の方、幼稚園・保育園の先生方、お友だち、スーパーの駐車場の係の方、高速道路の料金所の係の方…。
そして何よりもご夫婦で。
ご家族で。
【よく言われることではありますが】
まずは意志の力で3日続けます。
その次に3週間続けます。
すると継続の力が付きます。
3カ月続けます。
それはもう「習慣」というものになります。
さらに続けていきますと、「その人の人格の一部」となるでしょう。
「実に気持ちの良い挨拶をする人」、「礼儀正しい人」、「誠実な人」というイメージで周りから自然に見られるようになります。
受験を超えた、大きな財産となります。
私のブログでは、何度も何度も、「あいさつ」と「返事」のことが述べられています。
とても大切だからです。
これからも、何度も何度も、繰り返し繰り返し伝えさせていただきます。
-おしらせ-
「あいさつ」や「返事」が、きちんと学べる講座が5月に開講されます。
講座名は、「オールインワン」です。
「ペーパー」、「製作」、「運動」、「口頭試問」、「行動観察」がいっぺんに学べます。
もちろん、「あいさつ」と「返事」もです。
詳細は、来週、ブログにて発表します!!
神山眞