たくさんの学校で出題されています
運筆能力は、運筆課題そのもののみならず、“点図形”や“図形模写”、“欠所補完”など、数多くの課題で必要とされる力です。
そして、私立、国立問わず、今までに数多くの学校で出題されています。
日本女子大学附属豊明、白百合、慶応横浜、東京学芸大学附属世田谷、筑波大学附属…。数え上げたらきりがないほどです。
筆圧とは何だろう!?
運筆能力をつける要素の一つに、“筆圧”があります。“筆圧”は、運筆課題を行うことでつけることができます。しかし、“筆圧”を、運筆課題だけでつけることはできません。
“筆圧”を十分なものにするためには、「握る力」と「指さきの力=つまむ力」、「手首を固定する力」が必要なのです。
机の上だけが学びの場ではない
上記3つの力は、ペンを握り、ペンを操るだけではなかなかつきません。「鉄棒」、「うんてい」、「ジャングルジム」のような運動、もしくは「粘土あそび」、「紐通し」、お手伝いとしての「雑巾絞り」などを行う必要があります。
一見、運筆とは全く関係がないように思えますが、間違いなくこれらを行うことで、握る力とつまむ力、手首固定の力がつくようになります。
幼児期の学習は、机の上ばかりにあるのではありません。幼児期の学習は、遊びの中や生活の中、いたるところにあります!!
感謝の意を込めまして 神山眞