ちきゅうまるでは
毎回、「小さな発表会」
行なっています

開始当初の1月2月は
発表することで、手一杯な感じで
聞いている時の姿勢は、今ひとつでした

 

姿勢が悪いのも、前を見ないのも
個人の自由と言えば、個人の自由です

なので、その子が肘をつきたければ
頬杖をつく、そんな自由が
与えられてもいいのかもしれません

その子が、前を見ないで
自分の手元のものをいじる、そんな自由が
与えられてもいいのかもしれません

※個人的には、それらのような自由は、本当の自由ではないと感じています

 

ですが、小さな発表会の際に
みんなの前で発表をする
そんな経験を、重ねていくと
ふと、あることに気が付くようです

 

それは
“ちゃんとした姿勢で
聞いてもらったほうが嬉しいかも”
であったり

“ちゃんと顔を向けて
聞いてくれた方が嬉しいかも”
といったことです

 

すると
不思議なもので、みな
どんどん姿勢が良くなってきました
視点を合わせられるようになりました

おそらくではありますが
例外なく、全員が、そのようなことが
できるようになってしまったのです

 

“きっと、こうした方が
相手は喜ぶのかもね”

 

前に立つことにより
違った風景を見ることで
小さな気付きを得ることができ
どんどん、色々なことが
できるようになったのだと思います

 

強制的に、姿勢や視点を
整えるは大事なことです

ですが、自分で気付きを得て
“やってみよう”の気持ちで取り組むことも
とても素敵なことなのかもしれません

 

 

感謝の意を込めまして 神山眞

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