残り2か月、あれもこれも追い求めない。
絞る。徹底的に絞る。
試験日当日必ず行われる行為に絞る

 

 

 

模擬テストを、1クラス30人でやってわかったこと

世田谷小は、およそ15人
小金井小は、およそ20人
筑波小は、およそ30人

 

各学校の、考査時の1クラス当たりの人数です。

 

模試を
30人でやって、わかったこと
30人だから、明確になったこと

 

それは、“一人ひとりを、万遍なく、平等に見ることは不可能である”ということです。

 

だからこそ、絞るのです。
徹底的に試験日当日必ず行われる行為に絞ってください。

 

あなたのお子さまは、相手の顔を見てお返事ができますか?

 

 

「あなたのお子さまが試験官をしっかりと見る」

「だからこそ、試験官もあなたのお子さまを見る」

この「相関関係の認識」は非常に大切です。

 

 

 

絞る「其の弐」:おへんじ

【呼ばれたら返事】

“当たり前”のことです。
ですので、うちの子も、このくらいのことは、十分できている。
皆さま、そう思われているでしょう。
しかし、次のようなケースでは、途端にできなくなってしまうことがあります。

【行動観察中に呼ばれる】

世田谷では、行動観察中に口頭試問が行われます。
肩をたたかれ、「お話をしましょう」と言われます。

ここで大切なことは、呼ばれたら作業中であっても、作業をやめて、顔を向け、お返事をすることです。

「どうしても作業がやめられない」や「返事をしないで黙ってついて行く」ではいけません。
気持ちの良いお返事をして、気持ちを切り替えて口頭試問を行いましょう。

 

 

【番号で呼ばれる】

どこの学校でも、番号で呼ばれることがあります。
これに慣れておかないと、うっかりして聞き逃してしまします。

ゼッケンやヘアバンド、帽子等、各学校によって番号のかいてあるものは違えど、まずは、自分の番号を
把握して、記憶しておくことが大切です。

また、日頃から、志望校では、本番中に何を身につけるのかを把握しておくことも大切です。

帽子をつけたり、ゼッケンをつけたりすると、子どもはどうしてもそちらに注意がいってしまいます。
触り続けていたりすると、指示の聞き取りがおろそかになってしまうことがあります。

ご自宅でも、できる範囲で結構ですので、それらのものに“慣れておく”、“特に気にならない”という
状態にもっていっておくことも大切です。

 

 

【顔を向けて返事をする】

顔を向けないで返事をするお子さまがいます。
これは気をつけなければいけません。

幼稚園や保育園では、出欠の確認のためだったりするので、特に厳しく言われないかもしれません。

しかし、試験官が呼ぶときは、単なる本人確認だけではなく、「どんな返事の仕方をするのかな?」と
見ていることが往々にしてあります。

どんな時も、相手に顔を向けて返事をする習慣を日頃からつけておきましょう。
行動観察中に呼ばれたりしますと、家庭での態度がそのまま出てしまうことがあります。
ご家庭におきましても、相手の顔を見て返事ができるようにしましょう。

 

 

 

 

 

「ペーパー」や「製作」を頑張ることは大切です。

でも、その前段階である、「あいさつ」や「お返事」は、もっと大切です。

残り2ヶ月、今一度、原点に戻りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

今日は、幼稚園での授業がお休みです。

なので、1日中、原稿を書き続けます。

目標は、20枚!!

私の息子たち、今迄にお会いした皆さまのお子さまたちを思い浮かべながら、書き進めます。

頑張ります。

 

 

 

 

感謝の意を込めまして   神山眞

 

 

 

 

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