講習会のあり方とは?
もしかすると、
「いかなくちゃ」と思う講習会よりも、
「この日を楽しみにしていました!!」
「待っていましたよ!!この瞬間を!!」
そういった講習会の方が、お子さまたちは、たくさんのことを学ぶのかもしれません。
もしかすると、
「聞き逃しちゃだめよ」、「よそ見しちゃダメ」と講習会に送り出すよりも、
「今日は、“素敵な小学生になる方法”をたくさん教えてくれるんだって!!楽しみだね!!あとで、どんなことをしたのか、お母さんにも教えてね!!あー、早く知りたいなぁ!!」
そう言って送り出した方が、一生懸命に聞いてくるかもしれません。
もしかすると、
「昨日も講習会」
「今日も講習会」
「明日は午前中に講習会、その足で、午後も講習会」
そんなふうに、こなすが如く、講習会に通うよりも、
「あと、10日で講習会の日だね」
「あと、1週間になったよ」
「あと5日」、「あと3日」、「いよいよ明日だ!!」
期待値を高めに高めて、ワクワク通う講習会の方が印象に残るかもしれません。
もしかすると、
講習会が終わった直後に、
「何でここできなかったの?」
「ここ、できるはずでしょ!!」
「ねぇ、おふざけしないって約束したばかりでしょ?なに?これ?」
そんなふうに、評価表を突き合わせるよりも
「あーそうか!!ここを、もう少し、直すともっと素敵になれるんだね!!これから、できるように、一緒に頑張ろうね!!」
課題を絞ってあげて、
「一緒に頑張ろうね!!」と、共同作業の方法で示唆してあげた方が、素直に耳を傾けられるかもしれませんね。
本日、たくさんの、お父さま、お母さまから、
「楽しみにしていましたよ!!」
「うちの子が早くこの日が来ないか、待っていました」
「親子で楽しみにしていました!!」
そんな嬉しすぎる、お言葉を保護者の方々からいただきました。
そのような、お父さま、お母さまに支えられているお子さまの、表情は輝いていますし、学ぶ意欲が旺盛です。
私たちは、いつの間にか大人になってしまったので、大人の尺度で子どもたちに接してしまうことがあります。
でも、子どもには、子どもの尺度があります。
子どもたちが好きなものは、いつだって、期待値を高めてくれます。
戦隊もののヒーローが、必要最低限ないでたちで、必要最低限に省エネな技で、必要最低限程度の悪さしかしない敵を倒しても期待値は高まりません。
必要以上に華美な衣装を纏い、必要以上に大きなモーションの技で、必要以上に大袈裟なセリフを吐きながら、悪者をやっつけるから期待値は高まります。
「〇月○日に行くからね」より
もっと、大袈裟に、華美に、大きなモーションで
「〇月〇日、楽しみだね!!いよいよいけるよ!!」
「素敵な小学生になる方法を、とうとう知ることができるんだね!!」
本日のお子さまたちの輝いた、立ち居振る舞いを見ていると、
そんなふうに、期待値を大いに上げていく方法もありなのかもな
そう思いました。
勉強になりました。
感謝の意を込めまして 神山眞