本日の製作課題の「ひも通し」、うまくいって喜ぶ子もいれば、うまくいかなくて悔しがる子、涙を見せる子もいました。すべてのお子さまの表情が心に刻まれるくらいに素敵でした。そんな中で「この取り組みは、いずれ1番伸びるなぁ」そう思わせたのはひとりの男の子の取り組みです。紐の通し方は完全に間違えているのですが、全くもって諦めることなく、「前進あるのみ&手は休めません、動かし続けるんです」の精神でひたすらひもを通し続けていました。これだけの量を確保できる子は、経験則からではありますが、何をやっても間違いなく抜群に伸びます。いずれ、必ず、自分なりのコツを発見できるからです。教わったことを忠実にやる子もすごいです。一方、自分なりの方法を見つけ、さらに獲得した子は本当に最強です。前者は型を崩されるとうまくいかなくなってしまうことがありますが、後者は泥臭くても何が何でも正解を導き出すからです。なので本番になると抜群の強みを発揮します。その男の子の使用した2×6ボードは、毎回、どのようなお手本であろうと、ありとあらゆる試行錯誤の後、紐でぐるぐる巻き状態となり、身動き一つとれない、そんな様相になってしまいます。そんなボードを見て「今年も最高の子たちと過ごせそうだ!!」と、ただただ素敵な予感を感じた今日一日でした。

 

いまから、ゆっくり、じっくり、倦まず弛まず身につけましょう

 

■1:手はお膝

設問を聞く時は、手はお膝にします。
●机の上に手がのったまま
●頬杖をついたまま
●何かをモニョモニョ触り続けている
これらが癖になってしまうとなかなか直すことができません。さらに、設問を聞いている時は、「指でペーパー上をなぞって数える」とか、「ペンでマーキングする」といったこともできません。

 

■2:背筋はピン

背筋が伸びていると、それだけで輝いて見えます。背筋を伸ばす唯一無二のコツ、それは膝を閉じることです。

 

■3:視点を合わせる

試験時に見るべきものは
●ペーパーのイラスト
●指示を出している人
●お手本
以上3つです。家庭学習時には「手はお膝→背筋をピン→はい見ます!!」を合言葉に、ペーパーのイラストに視点を合わせる練習をします。

 

■4:家庭学習時

その日の学習はじめに、「手はお膝→背筋をピン→はい見ます!!→素敵だよ!!」を1回言います。時間の経過とともに崩れてきても、もう、それ以上、姿勢についての注意をしすぎないようにします。
●良い姿勢は習慣性の賜物です
●良い姿勢は継続したことに対するご褒美です
上記二つを心に刻みながら、1日1回を毎日繰り返します。1日1回の際には、必ずプラスのイメージをインプットしてあげます。プラスのイメージが蓄積されて、ある一定量を超えたときに素敵な姿勢が身につくからです。

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