“落ち込むことはあるか”ですって?
あります! 大いにありますよ!

“どんな時に落ち込むのか”ですか?
それは、決まっていますよ!

 

わたしが、もっとも落ち込むのは
納得のいかない授業を行ってしまった時です

“100回に1回くらいですか”ですって?
とんでもない! 3回に1回は
納得のいかない授業を行っています!!

 

そのたびに
あそこで、あーすればよかった… 導入の仕方を、工夫しておけばよかった… 同じ調子で、何で最後までいっちゃうんだよ… もう少し、リラックスした空間を敢えて途中で取り入れないから、集中力が続かなかったんじゃないかな… 話すことに一生懸命になると、子どもたちの心の声が聞けなくなってしまうなぁ… アイコンタクトが、全然足りてなかったかも… そもそも熱量が足りてない… でも熱量がありすぎると、子どもの表情からのメッセージをいつも見落としてします… やはり、準備の段階で、かなり気持ちを整えておかないとダメなんだ… ひとりひとりを見すぎてしまったかなぁ… もう少し扇形にみないと、全体が見れないなぁ… とにかくダメ… ダメ… かみやまダメ… 

 

最悪な授業の後には
覆水盆に返らず的な「後悔の波」が
押し寄せてきます

帰りの車の中は
反省会にすらなりません
ただただ、自分自身にがっかりしながら
事務所に戻ります

 

事務所に戻り
次に賭けよう
次こそ挽回しなければ
次がだめならもうやめよう

「後悔の波」が過ぎ去ると
つぎに押し寄せてくるのが
「次こそはの波」です

 

“後悔”と“次こそは”の
思いを抱えながら、スーツケースを開け
その日の教材の片付けを始めます

すると、出てきます
現役のお子さまから頂いた折り紙
遊びに来てくださったお子さまからのお手紙

 

読めば読むほど
元気が出てきます
勇気が湧いてきます

見つめれば見つめるほど
“この子たちを裏切ることは絶対にできない”
そんな思いで満たされます

 

すべてを
平たく同じクオリティの
授業にするよりも

今の私の目標は
3回に1回は、標準クオリティ
3回に1回を、少し良かったかもクオリティ
3回に1回が、反省はありつつも的クオリティ

 

そして
10回に1回は
突き抜けるような授業を行ってみたい
そのように考えています!!

 

お子さまたちからいつも頂く
やさしさ、素直さ、一生懸命さ
それらに対して、恩返しができる
そのような自分で、いつもいつもいたい
そう願っています!!

 

 

感謝の意を込めまして 神山眞

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