”母子分離…うーん…” お正月にふさわしいテーマではないのかもしれませんが、ふと、今朝目が覚めたら“これをかくべきだ!!”、”待っている人が一人でもいたらその人のためにだけかくべきだ!!”のイメージが湧いたので、ちょっとかいてみます

 

 

伝達機能

 

幼稚園の門をくぐろうとしません
教室の中にひとりで入っていけません
お友達の輪に入ってもいつも母親を目で追います

 

母子分離ができないときには
“2つの理由”が考えられます

 

1つ目は「経験が少ない」です
経験したことがない
経験が少ない
そんなときは、“イメージが湧きにくい”の状態になり、
“イメージが湧かないもの=不安”となります

 

このようなタイプのお子さまは
1度、2度と経験させてあげ
実態がつかめると、不安は解消され
その後は母子分離がスムーズにいきます
何度か母子分離のための経験を積ませてあげればいい
そういうことになります

 

2つ目は「母親のイメージがしっかりと刻み込まれていない」です
母親のイメージがしっかりと刻み込まれている子は、母親と離れていても無意識化に母親との一体化を感じているので安心感が伴います

 

一方、刻み込まれていない子は、離れると母親のイメージが薄れてしまいそうになり、そのことが不安を掻き立てます

 

2つ目のケースの場合は、まず、何よりも「イメージを刻み込む」必要があります
それをせずして、“母子分離のための訓練”を繰り返してしまうと、余計に母子分離ができなくなってしまいます

 

「イメージの刻み込み」と言いますと

□母親から子への働きかけ
□母親と子の相互の働きかけ

ばかりがイメージされます

 

もちろん、その通りではあるのですが
わたしの経験則からではありますが
それらからだけでは、解決しないように思われます

 

母親のイメージを刻み込ませるためには

□お母さま自身が自らの心の中をのぞく必要があります
一人になってのぞく、他者との関係の中でのぞく、今現在の心の中をのぞく、過去にさかのぼってのぞく…のぞきかたには様々な方法があります

□我が子以外の他者との関わりを大切にする
だんなさま、園の先生方、お友だち、職場の方々…

 

“母親のイメージをしっかりと刻み込む”ためには、愛情をたっぷりと溢れんばかりに伝える必要があります

母親は、皆一様に我が子を愛しています
皆一様に溢れんばかりの愛情を携えています

 

ですが、愛情を伝えるための伝達機能が整っていないことがあります
なので、愛情が十分に子へ伝わらず
結果、母親のイメージが刻み込まれていません

 

自らの心の中をのぞき
他者との関わりを大切にして
愛情の伝達機能を整えましょう

 

“わが子への愛情の深さは皆同じ”
“伝達機能にちょっとした違い”

もしかしたら、ここに
“母子分離ができません”の解決方法のカギがあるのかもしれませんね

 

、うまくいかないことがあっても大丈夫です
いっしょに、勉強しましょう
ともに、歩みましょう!!

 

わが子を愛するすべてのお父さまとお母さまのことを

いつも応援しています

どこにいても応援しています

 

 

 

感謝の意を込めまして 神山眞

 

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