過去問分析から見えてくること
特徴的な共通点とは?
小金井小&大泉小のペーパー課題には、特徴的な共通点があります。それは、どの年度においても、両校のペーパー課題の8割以上が、『過去に出題されたジャンル』で構成されているということです。これに関しては例外がありません。
よって、9月を過ぎたら、過去に出題されたジャンルの課題を「徹底的に反復練習」します。これをすることで、はじめて本番当日に「基準点を超えること」ができるようになるからです。
NGな学習法
基準点が超えられないときには、得てして、基準点が超えられない学習法を行ってしまっていることがあります。そんな『NGな学習法』は3つあります。
一つ目は、「抜けがある」です。過去に出題されているジャンルなのに、“やっていないし、やり込んでいないケース”です。
二つ目は、「間隔が空きすぎている」です。春にできていた課題、模試で得点できたことがある課題は、とかく、その後“ノーマーク”になります。少なからず、“やり込むようなこと”はしなくなります。
三つめは、「他校出題ジャンルに力を入れ過ぎてしまう」です。併願校の講習会や模試、家庭学習に“労力及び時間”が、取られすぎてしまうケースです。
定期的な確認作業
これら「3大NG」をなくすために、必要なものが「定期的な確認作業」です。それに該当するのが、模試です。また、テスト形式で行う集団授業や講習会も該当するでしょう
リトマス紙的要素満載なペーパー課題を、「テスト形式」で行うことで、「3大NG」に気づき、改善することができます。
「3大NG」を意識しながら取り組む
「テスト形式」で間違えた課題には、その問題そのものに「解けない原因」があるのはもちろんですが、実は、その問題全体(=ジャンル)に、解けない原因があったりします。
その原因は、「抜け」からきているのかもしれません。「間隔の空きすぎ」からきているのかもしれません。はたまた、「他校頻出ジャンル」に力を入れ過ぎてしまっているからなのかもしれません。
どうか、9月を過ぎたら、それら“3大NG”を意識しながら取り組むことで、基準点を突破しましょう。
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