『説明練習』にふさわしいものは、問題集よりも家の中にある
ペーパーがない学校では、試験本番時に『言葉で説明する力』が求められます。
ペーパーがある学校でも、口頭試問時に『言葉で説明する力』が必要です。
なので『説明が上手』であることは小学校受験において、かなりのアドバンテージになります。
ですが、幼児期のお子さまで『説明が抜群に上手な子』はあまりいません。どうしてでしょうか?理由は簡単です。『説明練習』にあまり時間を割いていないからです。
なぜ『説明練習』に時間を割かないのでしょうか?
それにふさわしい問題集がないからです。
それにふさわしいカード教材がないからです。
でもちょっと待ってください。
『説明練習』は問題集やカード教材がないとできないのでしょうか?
そんなことはありません。
問題集やカード教材よりも『説明練習』にふさわしいものが家の中にはあふれています。
たとえば、台所回り
たとえば、机回り
たとえば、リビングのいたるところ
タワシ、まな板、セロテープ、お父さんのゴルフクラブ…
それ等を使って『説明練習』を行います。
これらについて“知っていることをお話してください?”の問いかけから始まります。
お子さまが、答えに詰まってしまったら…
そうです「5W1H法」の登場です!!
『5W1H「いつ(When)、どこで(Where)、 だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」という6つの要素』を用いて質問を繰り返しましょう。
例えば、靴を洗う時のタワシ
□「いつ使いますか?」
→「掃除の時です」
□「誰が使いますか?」
→「お母さんがよく使っています」
□「どこで使いますか?」
→「お風呂場で使っています」
□「どんな風に使っていましたか?」
→「こうやって、こんなふうに、力を入れて、ごしごしと」(動作もありです!!ものすごく表現が生き生きしてきます)
□「何をごしごししていましたか?」
→「私の幼稚園の上履きです」
□「どうしてですか?」
→「きれいにするためです」
どうですか!?
「言いなさい!」
「はやく!」
「ほら!」
といった声掛けよりも、実に実にスムーズに話せるようになります。
説明が上達します
「5W1H法」で繰り返し質問をすると
↓
1ヶ月もすると、“いつ、どこで、だれが”から話し始めることができるようになります。
↓
質問されなくても、「5W1H」を意識して説明ができるようになります。
↓
いつの間にか、「説明の達人」になっています!!
お茶の水小、竹早小、大泉小志望の方は
是非とも、お試しください
感謝の意を込めまして ちきゅうまるの神山でした