何よりも興味をもたせること

幼児期は、興味を失った瞬間と記憶力が低下する瞬間が、間違いなくイコールで結ばれます。

だからこそ、私はいつも声を大にしてこう言います。“お話の記憶に限らず、どのような勉強であっても、その子が興味を持ち、好きになり、継続できることが最も大切です”と!

 

「本番使用過多」に気をつけえろ!

まだ興味を持っていない段階で、本番に近い形をあまりにも頻繁に取り入れてはいけません

本番に近い形式とは、“無機質な読み方”や“抑揚をなくした読み方”、“CDの音声ばかりを使った読み方”のことを言います。

 

それは有益?それとも損失?

「面白くない」と感じて、お話の記憶そのものを嫌いになってしまうのは、その子にとっての「最大の損失」と言えます。

絶対に、必ず、何が何でも、学び初めの時期は、声色や表情を変えたり、アドリブを入れてみたりしてもよいので、とにかく子どもが毎日興味津々に課題に取り組めるようにしてください!

4月になり、GWを過ぎ、いよいよ、受験シーズンが近づいてきたら、そこから、“本番仕様率”を増していきましょう。

 

最後に大事なことだからもう一回言います!

“記憶力が最も失われるのは、興味を失ったとき”

どうか、何事も、成長の時期と子どもの様子(=興味・関心)に合わせて行うことを忘れずにお過ごしください!

 

まだ先のことではありますが、頭の片隅に入れておいてください

それは、“本番が近づいた際に、興味を失いスランプに陥ったら、最初のスタイルに戻る”です。

その時は、迷うことなく、CDを使うことを控え、お父さまとお母さまの声に思い切り抑揚をつけて読んであげてください。

隣で抱きしめながらわざと小さい声でささやくように読んであげてください。

 

 

感謝の意を込めまして 神山眞

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