これから年中になるお子さまをお持ちのお母さまへ 3つの大切なお話
先日行った「国立小学校合格勉強会」では、新年長のお子さまをお持ちの方ばかりではなく、多数の新年中のお子さまをお持ちの方が来てくれました。
よって、本日のブログの内容は、「これから年中さんになるお子さまをお持ちのお母さまに伝える3つの大切なお話」です。
【勉強をしている時の正しいほめ方ってありますか?】
年中の時期に重視すべきは、「正解、不正解といった結果」ではなく、「“どれだけ考えたか”という“思考の過程”」です。
「正解」したから褒めるよりも、「考えたこと自体」を、褒めるようにしましょう。
結果が「〇」であっても「×」であっても、「今、とっても良く考えていたね!なかなかできることじゃないよ」です!!
【興味のある遊びを把握し、提供するようにしましょう】
「ミニカー」や「プラレール」で遊ぶことが好きだったら、そこを出発点として「図形的なセンス」や「空間認識の把握」が磨かれていくはずです。
「積み木」や、「パズル」、「ブロック」を手の届く場所に出しておきましょう。
お子さまが、自然に手を伸ばしたなら、ちょうどよい時期が来たということです。
興味を持たなかったり、勧めても嫌がったりしたら、まだ時期が来ていないということですね。
ここで、無理強いをさせてはいけません。
時間をおいて、また別の機会を待ちましょう。
「数の能力」を磨きたいときには、「トランプ」や「サイコロ」、「スゴロク」
「言語の能力」を磨きたいときは、「しりとり」や「カルタ」、「ごっこ遊び」です。
無理強いはしないけれども、いつも身近にあるようにします。
きっかけを与え続けることがコツです。
【“絵本の読み聞かせ”が先、“お話の内容理解問題集”は後】
まだ、生まれてから4年くらいしかたっていません。
ここ重要です。
経験自体が少ないのです。
「お話の内容理解」は、必出課題です。
なので、すぐにでも、「お話の内容理解問題集」に走ってしまう気持ちもわかります。
しかし、ここはじっと我慢です。
「絵本の読み聞かせ」が中心になるようにしてください。
たくさんの素敵な絵を見ながらお話を聞く。
その過程で、たくさんのイメージが頭(心)の中にインプットされていきます。
イメージする材料がたくさんあればあるほど、お話を楽しく、興味深く聞くことができます。
イメージする材料がないうちに問題集を行うと、単なる記憶術になってしまいます。
お話を楽しめません。
皆さんの子さまが、たくさんの素晴らしい絵本に出会えることを強く願います。
本日は、「3つの大切なお話」をさせていただきました。
書いていたら、「国立小学校合格勉強会」でも、“こういう話がしたいなぁ”と思い始めてきました。
好評だった「第1回 国立小学校合格勉強会」の続編、「第2回 国立小学校合格勉強会」が開催されます。
5月12日(金)の午前中です。
手帳またはカレンダーに印をつけておいてくれると嬉しいです。
詳細は、今後のブログの中で発表させていただきます。
今年は、たくさんの勉強会ができそうで嬉しいです。
会場に来てくれたお父さま、お母さまが喜んで帰ってくれて、その喜びの気持ちのまま、お子さまと学びを共にしてくれたなら、それに勝る喜びはありません。
神山眞