私の誕生日は、1月某日。
そう、早生まれです。

 

小学4年生くらいまででしょうか。
幼稚園での毎日、小学校での毎日
何か、いつも、違和感みたいなものを抱えていました。

 

幼稚園では、いつもみんなを見下ろしていました。
わからないことが多くて、取り残されて、泣いていると
いつも優しい先生が抱っこしてくれていたのです。
瘦せていて、しかも小さい、「超小型サイズ」だったので、先生も抱っこしやすかったのでしょう。
先生は、私を抱っこしながら、他の皆に指示を出していました。
なので、いつも、私は上の方からみんなの動きを見ていました。

 

小学校に上がっても、極端なまでの低身長ゆえ、
「前へならえ!!」の号令があっても、
手を前に伸ばす機会は、終ぞ小学校卒業まで訪れることはありませんでした。

 

休み時間のかけっこやドッジボールなんかは、悲惨なものです。
「神山はミソッカスだから、ここから走っていいよ!!」
「神山は小さいから、ボールをとらないで逃げまっくてね!!」
運動系の遊びは、いつも「ハンディ」をつけてもらっていたのです。

 

「神山さん!!悲惨な幼少期だったのですね!!」
皆さまは、そう思われるでしょう。

 

 

でも、そうでもなかったんですよ。

私には、いつも、どんな時も、励ましてくれる人がいたからです。

 

 

幼稚園の先生は、いつも「だいじょうぶだよ!!」と励ましてくれました。

 

小学校4年生の時の担任の先生は、「算数の天才!!」と褒めてくれました。

 

校長先生は、「いわしを丸ごと毎日食べれば君も大きくなれる!!」とアドバイスをしてくれました。

 

ちょっと悪そうな女の子は、「神山をいじめるのは今日で終わりにしろ!!」とクラスの皆を怒鳴りつけてくれました。

 

母親は、水代わりに牛乳を飲ませ、いわしを圧力鍋で丸ごと食べられるようにしてくれました。
そして、「今は、勉強がわからなくてもいいから、本だけは読むように」
そう言っては、いつも近くの本屋さんに連れて行ってくれ、好きなだけ本を買ってくれました。
その頃は、算数ドリル以外に興味がありませんでしたので、買っても読みませんでした。
そう、中学に上がるまで、全く文学に興味が持てなかったのです。
なので、ほとんどが「読むふり」です。
本を一冊買うと、動物消しゴムをくれたので、本だけは買い続けたのです。
(今でも、その本屋さんの名前が「ペリカン書店」だったことを思い出せるくらい通いつめました)

 

 

励まされ、勇気をもらい、元気が出てくると
たくさんのことができるようになっていきました。

 

思い起こせば、いつも誰かに励まされてここまで来ました。

 

なので、これからは、「見たことのない誰か」、「会ったことのない誰か」を励まし続けたいと願っています。

 

口から出る言葉が、いつも「励ましの言葉」や「勇気を与える言葉」
そんな空間を作りたいと切に願っています。
その第一弾が
「早生まれの、早生まれによる、早生まれのための幼児教室」です!!

 

「早生まれのお子さま」だけで、国立小合格を目指します!!

 

励ましの言葉
勇気を与える言葉
肯定感を与える言葉
それらは、子どもにとっての「心の栄養」です!!

 

「心の栄養」がシャワーのように浴びられる空間
「早生まれの、早生まれによる、早生まれのための幼児教室」

 

皆さまの期待を上回る
そんな場所の提供を目指し、計画を進めています。

 

 

 

感謝の意を込めまして   神山眞

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