国立小学校合格者の共通項
それは、待機時間をきちんと過ごしたこと
国立小学校受験というと、あたかも、四六時中、課題に取り組んでいる印象を受けるかもしれません。
しかし、どうやら、実際は違うようです。
自分が課題に取り組んでいる以外の時間、つまり待機時間が、意外に長いようなのです。
過去において、合否を分けた、待機時間の特徴的的場面
・昨年、おととしの東京学芸大学附属大泉小学校での受付時。
・お茶の水女子大学附属小学校での、検定中の待ち時間、お手洗いの様子。
・東京学芸大学附属小金井小学校、筑波大学附属小学校における、運動課題での待機時。
これらの場面で、問われたのが、きちんと待つことができる力や自分を律する力、お約束を守れる力でした。
それらを総じて、自己抑制能力と言います。
本日は国立小学校受験に必要な自己抑制能力に関して説明します。
皆さまのお子さまには、どのくらい備わっていますか?
チェックを入れて、確認しておきましょう。
“自己抑制能力”が、備わっていますか?
皆さまのお子さまは…
□椅子に座って、静かに10分間、姿勢を整えて絵本を読んだり、折り紙をおったりすることができますか?
□公共の施設や機関などの、“静かにしなければならない時や場所”において、静かにすることができますか?
□電車が混んでいてもぐずったりしないで、我慢ができますか?
□お母さまやお父さまが、用事を済ませている間、わがままを言わないで、待つことができますか?
□相手の話が終わるまで、遮らないで聞き続けることができますか?
皆さまのお子さまには、“国立小学校合格に必要な自己抑制能力”は、どのくらい備わっていましたか?
そして、お子さまに、「自己抑制能力」を身に着けさせるには、どんなことが有効だと思われますか?
思いつくだけ書き出してみましょう。
そして、それを、一つ一つ実行に移し、合格に一歩、また一歩と近づきましょう。
どんな時も応援させていただきます 神山眞