本が好きで、いつでも読みたい本を持っている子ども
国語の場合は、これは、もう、問題集よりも、何よりも、本を読んで読んで、ただひたすらに読み続けることが大切だと思われます。
読書こそが、全ての学科の礎となるからです。
しかも、読書は、学科の枠を超え、学習の枠を超え、人生の基盤にすらなります。
私自身のことで申し訳ないのですが、私は高校1年生の時に、国語の先生から、読むべき100冊のリストを渡され、貪るように次から次へと本を読み続けるという日々を続けました。
朝起きたら本を開き、食事中すら文字を追い、片道90分の通学電車の中も、休み時間もページをめくり続けました。
眠りに落ちた瞬間にバサッと本が手元から離れ落ち、一日が終わったものです。
今思うと、「高校時代」のすべてを読書に費やしたといっても過言ではないほどです。
ですが、読書の効力が本当の意味で理解できたのは、学生時代ではなく、社会に出て様々な壁にあたった時でした。
このように読書で得ることのできる力は、読解力や考察力だけではありません。
なので、国語を学習する際には、問題集よりも何よりも、徹底的に「読書」にこだわっていただきたいのです。
そういえば、筑波小の学校案内にこんなことが書いてありました。
国語科では、本が好きで、いつでも読みたい本を持っている子どもに育てたいという願いをもっています
なんて、素敵な学校なのでしょう!!