コントロールできるorコントロールできない
8割正解を基準とする
皆さんのお子さまが、年中さんである。しかも、ペーパー学習初期である。だとしたら、10枚のうち、“8枚以上は正解にできるであろう位のレベル”のペーパーを選んであげましょう。8枚以上正解にできるレベルとは、“自分の力でコントロールできるレベルのペーパーである”と言い換えることもがきます。
6割以下の正解率では、おそらくコントロールできていない
10枚の中に4枚も5枚も、その子の思考力、理解力、経験値を遥かに超えてしまうようなレベルのペーパーは入れないようにします。自分の力でコントロールできないペーパーが半数或いは半数近く占めている状態を1ヶ月も2ヶ月も続けてはいけません。理由は簡単です。やがて、その子は“思考力&理解力”を用いない解き方を多用するようになってしまうからです。
正解を”これでいいや”で選んではいけない
“思考力&理解力”を用いない解き方を、続ければ続けるほど、“だから~なんだ!”のような力強い正解の導きだし方は、少なくなっていってしまいます。逆に、“直感やパターン”ばかりを重視するので、“これかもな”や“これでいいや”のような「不確かな正解(投げやりな正解)」ばかりが、その子の解答欄には並び立ってしまいます。
“だから~なんだ”の解き方を身につけていただきたい
ですが、ある意味、これはしょうがないことでもあります。なぜならば、自分の力でコントロールできないのですから、勘やパターンに頼るしかありません。だからこそ、どうか、皆さまのお子さまには、“だから~なんだ”の解き方を身につけていただきたいと強く願います。
応用問題だって、難問だって解けるはず
“だから~なんだ!”の解き方さえ続けていけば、小学校受験における「応用問題」も「難問」も、泥臭い方法であっても何であっても、その子は、正解に辿り着きます。やがて、小学生になってからも、文章題も立式も思考力や経験則を総動員して、正解を導き出します。
学習初めはとても大事な時期
そのためには、今が大事です。今が、ペーパー学習はじめであるならば、どうか、自分の力でコントロールできる範囲のものをあてがってあげてください。自分の力(思考力&理解力)でコントロールできるペーパーを行えばこそ、その子はより一層の“思考力&理解力”を養うことができます。お父さま、お母さま、どうかよろしくお願いいたします!!
感謝の意を込めまして 神山眞
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