指導者というよりは、伴走者でいたい

 

食事処で、メニューを眺め

 

高校生の頃は、
「どっちが多いかな」
量の多さで決めていました

 

社会人になりたての頃は、
「どっちが安いかな」
価格で決めていました

 

50歳を過ぎた今は、
「どっちがヘルシーかな」
身体に良さそうかどうかが基準になっています

 

その時には、絶対であったものでさえ
年月とともに、いつの間にか変わっていきます

 

子どもも同じです

 

幼児期は、親の価値観の中で、親から提示されたものの中だけで、好きなものや嫌いなものを決めていました

 

ところが、学童期になると、自分で好きなものを見つけ出してきます

 

親の価値観から、少しずつ離れていきます

友達や、先輩の影響を色濃く受けていきます

 

着るものが変わり
話し言葉が変わり
思考が変わっていきます

 

変わっていく様を横目に
親は、子の「成長」を肌で感じます

 

「成長」に関しては
嬉しい気持ちが8割5分
寂しい気持ちが1割5分

 

そんなところでしょうか

 

幼い日の我が子に追いかけられて、
「仕事の日の3倍疲れるじゃない!!」
なんて思っていたのも遠い昔

 

今では、家を空ける日の多くなった長男に対して、
「仕事の日の3倍気疲れするじゃない!!」
なんて思いにもかられます

 

それでも
やっぱり

 

追いかけられても
追いかけていても

 

我が子が好きです
子どもが好きです

 

「あ!!これ!!」
「これ、息子が集めているカードだ!!」
「レアなカードって言ってたはず!!」
「やっと見つけた!!」

 

急いで、家に帰り、
私:「ほら、これこれ!!」
息子:「それもう、興味ない…」

 

嗜好も、価値観も変わるもの
それが成長…

 

カードをもう一度カバンにしまうべきか、
テーブルに置きっぱなしにするべきか…
差し出した手のやり場に困ります

 

そんな毎日が、意外や意外、とても好きです!!

 

自分自身の価値観が変わるのと同じように
子どもの価値観も変わります

 

生きていられる限り
朝起きて目が開く限り

 

我が子の良き伴走者でいたい!!
子どもたちの良き伴走者でいたい!!
そんなふうに思う今日この頃です

 

なので、指導者という言葉が、最近しっくりきません

 

指導者は「やめ」にして、「伴走者」として、毎日の授業に取り組ませていただきます

 

 

 

 

 

 

 

 

年を重ねるごとに
食品を買う度、いちいち、成分表示を確認してしまいます

 

そんな自分に疲れる時があります

 

ペットボトルを飲んでいるときも、

「ひと口飲む」
→「カロリー確認」

「ひと口飲む」
→「ビタミンの含有量」

「ひと口飲む」
→「糖分は?」

 

お菓子を食べていても

「ひと口食べる」→「酸化防止剤は?」

「ひと口食べる」→「着色料は?」

 

のどが渇いているのに、ごくごく飲めません!!
おいしいお菓子を、バリバリ食べられません!!

 

わからない成分があると、スマホで調べ始めてしまう

そんな今日この頃です!!

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