筑波大学附属小学校を知る 中学校の偏差値は?
【筑波大学附属中学校の偏差値は?】
筑波大学附属中学校の偏差値は、なんと75くらいあります。
もちろん、調べる媒体によって多少のばらつきはありますが、いずれにしてもトップグループの一角を占めていることは間違いありません。
そのトップグループには、早稲田大高等学院中学、駒場東邦中学、慶応義塾中等部など、名だたる学校がひしめいています。
これらの学校と比較することで、いかに、筑波大学附属小学校の偏差値が高いかがわかります。
【中学受験で筑波大学附属中学校を狙うのはありですか?】
中学受験で、筑波大学附属中学校合格を狙う。
これは、もちろん“あり”です。
しかし、前出の「75」という偏差値の高さを考えると、“ちょっと難しいかも…”と尻込みしてしまいそうです。
倍率はどうでしょうか?
平成27年度の、「筑波大学附属中学校」の入試結果がHPに掲載されています。
合格者数は、男女合わせて80名。
それに対して、応募者数は467名、受験者数は323名です。
倍率は、
応募者ベースで計算すると、「約6倍弱」
受験者ベースで計算すると、「約4倍」となります。
この倍率は、「何気なく受けてみました」という人たちでは構成されていません。
「鍛え上げてきました」という人たちによって構成されているはずです。
そう考えると、中学受験で合格を勝ち取るのは、かなり難しいと言わざるを得ません。
【だとしたら、小学校受験から始めてみては?】
中学受験で80名の合格枠を勝ち取るためには、偏差値的には、早稲田、慶応、駒場東邦レベルの人たちと競い合わなければならないことがわかりました。
だとしたら、「小学校受験からチャレンジしてみたら」という結論に辿りついてもおかしくはありません。
そうなってくると、筑波大学附属小学校から中学校への「内部進学(連絡進学)」が、どのくらいであるのかが気になってきます。
【小学校から中学校への内部進学率】
およそ85%です。
「なんだ!!全員じゃないのか!!」と思いましたか?
それとも、「85%もあれば、小学校から狙った方がいいじゃない!!」と思いましたか?
私の個人的な考えは、後者です。
なぜならば、外部受験で、偏差値を75くらいに持っていき、それを維持、向上させ、さらに、受験日当日にピークを作るのは、はっきり言って至難の業だからです。
【親子で共通の目標を持つことの素晴らしさ】
小学校受験という目標をもつこと。
それに向かって、親子で頑張ること。
それらは、「充実した日々」を与えてくれます。
しかし、新たな目標にむかうときには、正しい知識の導入が欠かせません。
○「抽選ありき」で行われること
○なんだかんだ言っても、「5,6歳」であること
○「5、6歳」の幼児なのだから、うまくいかないことが、当然あること
○うまくいかなくたって、失敗したって、「5,6歳の幼児」に、責任はないこと
これら、正しい理解のもとで、目標に向かうことを切に願います。
「目標」は、「用法」や「用量」を間違えると、「つらさ」や「不安感」を伴ったものとなります。
私たち講師は、皆さまが、目標を持った際に、「正しい用法」や「適切な量」をアドバイスできるように、いつも、いかなるときも、準備しています。
いつだって、私たちに、たずねてください。
喜んでお答えいたします。
神山眞
3月6日「国立小学校合格勉強会」で、皆さまにお会いできることを楽しみにしています。
また、筑波大学附属小学校合格のための、筑波大学附属小学校合格に特化した、筑波大学附属小学校合格勉強会を4月に開催いたします。
詳細の発表は、やはり、このブログを通して行わせていただきます。
楽しみにしていてください。
その過程には、つらいことや苦しいこともあるでしょう。