製作課題、“やりたくない!!”への処方箋 PART2
昨日の続きです。
「やりたくない!!」
「やらない!!ぜったい!!」
そんな状況の時
万人に効く、効果抜群な方法はないかもしれません。
しかし、何かひとつくらいは、ぴったりな方法があるかもしれません。
本日は、「製作課題、“やりたくない”への処方箋PART2」です。
PART2「工夫をする」
塗るのが、「いやだ!!」
そんな、男の子でも、大好きな「戦隊ものの塗り絵」だったら、喜んでやるかもしれません。
結ぶのは、「もういや!!」
そんな女の子に、真っ黒な綴じ紐をごそっと与えて、「さぁ、ちょうむすびしなさい」と言っても、それは無理です。
まずは、ひもの色を、カラフルにしてあげます。
時に、お姫様のドレスについているようなリボンを用意してあげるのもいいかもしれません。
きれいなひもと、きれいなひもの組み合わせで、「ちょうむすびをしてみようか?」と言ったら、「やる!!」と言うかもしれません。
(私のクラスでは、男の子は、すぐにやる子が多いのですが、女の子は、「やる!」の前に、割とこう言います。「先生、それは、持って帰っていいんですか?」。私が「いいですよ!」と言うと、「やる!!」となります。)
感謝の意を込めまして 神山眞
工夫することは、とても、大切です。
でも、いつもいつも、工夫することばかりを繰り返してはいけません。
いつの間にか、「工夫しているつもり」が、「ご機嫌取り」にすり替わってしまうことがあるからです。
時に
「やるべきことは、工夫しなくたってできる」
「気分が乗らないけどやってみる」
そんな、自分を律する力を身につけさせるための、声掛けも必要ですね!!
どんな声掛けだと思いますか?
それは、「言葉は厳しく、でも、気持ちはあたたかく」
そんな声掛けです!!