運動課題
もっとも出題される種目
それは、ケンパー
ケンパーは、東京学芸附属小金井小学校や、東京学芸附属大泉小学校では、頻出課題です。
お茶の水女子大学附属小学校でも、度々出題されています。
東京学芸附属世田谷小学校では、毎年、その場で跳ぶスタイルのケンパーが出題されています。
私立・国立問わず、運動課題で最もポピュラーであると言えるでしょう。
以下のことをチェックしながら、練習をしましょう。
5つのポイントをチェックしながら練習しましょう。
ポイント①
つま先で跳ぶ
お子さまは、つま先で跳んでいますか?
「ケン」で、
つま先を意識して、小さく踏み出します。
(この“小さく踏みだす”が、上手に行うコツです。最初の一歩目を、大きく跳んでは、バランスが崩れてしまいます。必ず小さく踏み出します)
「パー」で、肩幅くらいを意識して着地です。
ポイント②
両足着地
お子さまは、片足ずつではなく、両足で着地できますか?
音でわかります。
「パタパタ」という音がしたら、片足ずつの着地になっています。
ポイント③
足のあげ方
お子さまは、あげる方の脚をしっかりとあげていますか?
あげ方が、引きずるくらい、低すぎると、だらしなく見えてしまいます。
太ももからあげることを意識させましょう。
ポイント④
姿勢の保ち方
お子さまは、背筋をぴんと伸ばしていますか?
ポイント⑤
目線
お子さまは、目線を前に向けていますか?
真下を見てはいけません。
猫背になり、先を見通せません。
少し先を見ましょう。
その為に、背筋を伸ばしましょう。
まずは、「その場ケンケン」からはじめてみましょう。
ポイント①
はじめのうちは、手でバランスを取ってグラグラ、フラフラしないようにしましょう。
それができるようになったら、「手を腰に」とか「手を叩きながら」などの指示を出してみましょう。
ポイント②
あげる方の脚は、太ももから持ち上げるような意識で行いましょう。
ポイント③
軸足は、
1.まずは、好きな方の脚でできるようにする。
2.必ず、反対の脚もできるようにする。
3.左右どちらでも、できるようにする。
次に、「その場ケンパー」を行ってみましょう。
ポイント①
「ケンパー、ケンパー」と、リズムよく掛け声をかけながら行ってみましょう。
ポイント②
パーで両足着地
→即、ジャンプ
ケンで片足着地
→即、ジャンプ
この「即、ジャンプ」のやり方を体になじませます。
ここがポイントです。
これをやらないで、自分のペースで跳ぶと、
「考えて→跳ぶ」、
「また、考えて→跳ぶ」
と言った具合になり、
どうしても、どたどたとした印象を与えてしまいます。