さて、前回の続きです。
分類計数、確実に得点するために、方法の確立に努めましょう。
【ケアレスミスを防ぐ 確固たる方法1】
チェックを入れる
リンゴに、斜めの線を入れていきます。
できるだけ、左上から、近いものを辿るが如く、斜線を入れていきます。
「7!」
とわかったら、一気に下のおはじきに、その数だけ○を付けます。
【ケアレスミスを防ぐ=確固たる方法2】
指で押さえる
チェックを入れる方法に慣れてきたら、指で押さえる方法に進化させます。
この場合も、左上から、近いものを辿っていきます。
【スピードアップ法=制限時間をクリアする】
時間が足りなくなってしまう本当の原因
まずはじめに、
なぜ、時間が足りなくなってしまうかについて考えてみましょう。
原因1 そもそも、量をこなしていない
当たり前ですが、ある一定の量をこなさないと、スピードはつきません。
志望校において、過去に「分類計数」が、出題されていたら、
分類計数だけの問題集を、まるまる1冊行わなければいけません。
1冊行うことで、
そしてさらに、それを繰り返し行うことで、ケアレスミスを防ぐことができ、制限時間内に解くこともできるようになります。
原因2 そもそも、「やり方=方法」が、確立されていない
スピードアップには、やはり、「方法の確立」が不可欠です。
ケアレスミスの時と同じです。
「どのやり方で解こうか」と迷っている間にタイムアウトになってしまうからです。
原因3 数を記憶する力が弱い
ここ、ものすごく大切です。
「数を記憶する」と言うと、「数は数えるもの」ではないですか?
と疑問を持つ方がいます。
しかし、間違いなく幼児期の計数は、記憶と密接な関係にあります。
どんなに斜線を入れて、リンゴが7であることが分かっていても、下のおはじきに○を付けている間に忘れてしまう子がいます。
「あれ?いくつだっけな?」と、また、リンゴを数えることになります。
これでは、到底間に合いません。
数を記憶する
制限時間内に終わらせるための、必須事項です。
さて、次回は、「数の記憶」について、お話します。
これができるようになって、はじめて、計数におけるスピードアップが、確実なものになります。
感謝しています 神山眞