運動課題『100点満点ゲット法』
【運動課題を行う目的を知る】
各校が運動課題を行う目的は、「運動能力をみる」と「通学に耐えられるだけの体力があるかどうかの判断」の2点であることは間違いありません。
しかし、その2点と同じくらいか、それ以上に重視されているのが、「指示を聞き取れるか」と「取り組み方そのもの」の2点であることも知っておく必要があります。
それらの理由から、国立小の運動課題は、「指示運動」という呼び方がふさわしいでしょう。
指示運動が行われる際に注意すべきポイントは以下の点です。
【目的】
■1:指示が聞き取れるか
□前に立ったら→よく見る
□お話が始まったら→しっかり聞く
□周りのお友達に話しかけられたら→「ごめんね、あとでね」
■2:記憶にとどめられるか
□指示を、集中して聞き、お手本を、頭の中に叩き込む
□記憶した通りの工程で行う
□周囲のやり方をキョロキョロと見ないで行う
■3:キビキビとメリハリのある動きで行えるか
□一つ一つの課題を全力で行う。
□返事をきちんとする
□スタート地点での立ち居振る舞い、終了時での立ち居振る舞いをきちんと行う
■4:待機中に他者の行為を集中して見ることができるか
□競技者を見る
□この待機中、話しかけられる可能性が非常に高い→「ごめんね。あとでね」
以上が「指示運動」が行われる際の重要ポイントです。
本番1か月前になったら、「運動能力」や「運動技術」をあげることも大事なのですが、それと同じくらいに「指示の聞き取り」や「取り組み方」が大事になってきます。
ということは、講習会の選び方も「能力・技術」と「聞き取り・取り組み」のバランスが取れたものを選ぶ必要があります。
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感謝の意を込めまして 神山眞
12月14日の月曜日に
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