あなたの心に一条の光明がさすとき
結果が出せなかったとき
上手くいかないとき
気持ちの整理がつかないとき
そんな時は、
弓矢を思い浮かべるといい。
上手くいっていないとき、結果が出ないときは、まだ、弓を引いている最中であると思いなさい。
そんな文章を、ずっと前に本で読んだことがあります。
何という本だったのかは、思い出せません。
作者もです。
いま、私の周りでは、
あの人も、この人も、次から次へと、弓矢を的に当てています。
でも、私だけは、昨日も今日も、的に当てることができません。
明日になっても、結果は同じになりそうです。
なので、近くの的に当てることはやめにしました。
思い切り、力の限り、弓矢を引くことにしました。
遠くの的に届かせるためです。
明日でもない
1週間後でもない
近くではない、遠い未来という、はるかかなたの的に向かって、いま、思い切り弓矢を引いています。
と書いていると、なんだかかっこいいのですが、仮に遠くに矢が飛んだとしても、見当違いな方向だったらどうしようという不安も頭をかすめています。
子育てをしていると、どうしても目の前の結果がすべてであるかのように思えてしまうことがあります。
でも、もしかしたら、今うまくいかなかったからこそ、10年後に大きな花が開くこともあるかもしれません。
そう考えると、少し気持ちが楽になりそうです。
私の息子の学校の成績が、まったくもって芳しくありません。
心配です。
ですが、今、思い切り弓矢を引いているのでしょう。
きっと、社会に出てからうまくいくタイプなのだな、と思うことにしています。
今も、ソファーでゴロゴロしています。
マンガを読み始めました。
コロコロコミックというものです。
宿題をカバンから出しました。
5分経過です。
「やっぱり明日の朝やる」と言い、寝床に向かいました。
今日は、弓矢は引かないようです。
感謝の意を込めまして 神山眞