お話の記憶課題で100点満点を目指す!!『100日チャレンジ8日目』

 

登場人物に関する直接的設問例

□ ~していた○○(登場人物)に丸をつけてください=行為

□ ~にいた○○(登場人物)に丸をつけてください=場所

□ ~と言った○○(登場人物)に丸をつけてください=発言

□ ~(登場人物)が最初に会った○○は誰でしたか?=出会い

□ このお話に出てきた○○に丸をつけてください=登場人物

□ このお話に出てこなかった○○に丸をつけてください=登場人物

上記が、登場人物に関する直接的な設問の一部です。

 

登場人物に関する間接的設問例

□ この時の○○(登場人物)の顔はどれだと思いますか?(表情)

□ ○○(登場人物)が~したものは何でしたか?(物)

□ ○○(登場人物)が行ったところに丸をつけてください(場所)

□ ○○(登場人物)の家族は何人(数)ですか?その数だけ丸をかいてください。(数)

上記が、登場人物に関する間接的な設問の一部です。

 

直接的設問と間接的設問からわかること

お話の記憶のほとんどの設問が、「登場人物」に関するものであることがわかります。設問の多くが、「○○が、~したのは~でしたか?」や「誰でしたか?」であることがわかります。

 

登場人物が把握できていないと

□話の内容がつかめなくなってしまいます

□話の流れがわからなくなってしまいます

□話を覚えるのが困難になってしまう

□話を要約するのが非常に難しくなってしまいます

内容がつかめなくて、流れがわからない…。しかも、覚えるのが困難で、要約すら難しい…。これでは、設問に対して正確に答えることができないのが当たり前になります。

 

逆もまた真なり

登場人物が把握できていれば、話の内容がつかめ、流れもわかる。しかも、覚えやすくなり、要約すらできるようになる。だから、設問に対して正確に答えることができるのが当たり前になります。

 

お話の記憶が苦手なときに真っ先にやるべきことは

何よりも先に、登場人物を意識させることから始めます。小学校低学年児の読解力を、手っ取り早く向上させる方法は、“登場人物を○で囲みながら読む”です。幼児さんも同じです。小学校受験のスタイル故に、○で囲むことはできません。ですが、もしかしたら、頭の中の画用紙に「登場人物」を思い描きながら聞くだけで、話の内容がくっきりとわかるようになるがあります。

 

まとめ

国立小学校受験「お話の記憶」の設問の多くが、「登場人物」に関したものであることがわかりました。また、「聞き取り力」と、「登場人物の把握力」が相関関係にあることもわかりました。お話の記憶を得意にする最高の方法は、「登場人物」をマーキングすることです。

 

次回

頭の中の画用紙に「登場人物」を思い描けるようにする、そんな方法を皆さまと共に学ばせていただきます。一緒に学びましょう!!共に歩みましょう!!

 

感謝の意を込めまして 神山眞

 

 

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