時間がない! 小学校受験 新しいものに取り組む際に気をつけること
【やることが多い。でも、時間がない】
小学校受験に取り組んでみて気づくこと。
それは、「やることが多い」ということです。
小学校受験に取り組むと、時間がいくらあっても足りません。
「暇で暇でしょうがない」、「時間が余ってしまって何をしたらよいのかがわからない」という方は、皆無なのではないでしょうか?
一度やったペーパーも、忘れてしまうことがほとんどです。
もう1回、もう2回と繰り返すので、時間が足りなくなります。
授業や講習会に出るたびに、「あれをやるべきです」、「ここができていないから、やらなきゃダメです」と言われます。
すると、新たにやるべきルーティンが、また増えます。
今まで行ってきたこと+新しく取り入れること
「やるべきこと=ルーティン」は、増える一方なのです。
ますます時間がなくなります。
【何かに新しく取り組むときは】
何かに新しく取り組むときのコツ。
それは、「やらないものを先に決める」です。
テレビを見る時間を減らす(やめる)。
習い事をやめる。
ひらがな練習のワークをやめる。
ジャポニカ学習帳に○△●□▽をかく練習をやめる。
記憶練習をやめる。
聞き取りのドリルをやめる。
何からやめるべきかは、悩むところです。
【“いつかまたやるもの”と“もう2度とやらないもの”】
やめるもの(減らすもの)を決めたら、何をやめた(減らした)のかが、あとからわかるように目立つ場所に記入しておきます。
やめたものの中には、あとから再びルーティンの中に組み込むものもあります。
ここは、ものすごく大切です。
やめっぱなしでは、決してよくないものもありますから。
逆に、もう完全にやめてしまうようなものもあるでしょう。
小学校受験に取り組んでいると、どうしても新しいものに目が奪われてしまいます。
新しいものは魅力的にうつります。
新しいものは、今の現状を変えてくれそうな気がします。
しかし、今までコツコツ続けてきたものこそが、今のお子さまの土台となっています。
倦まず弛まず続けてきたことが、「継続する力」や「忍耐力」、「習慣の力」を養ってくれたのです。
【結論】
新しいものは、取り入れてもいい。
というよりも、取り入れるべきです。
取り入れて、試してみる必要があります。
しかし、やめるものと減らすものも決めておきます。
やめたものも減らしたものも、復活時期を忘れないようにしておきます。
ここが肝心です。
やり方がわからなくなった時、何を減らすべきか思い悩むとき、
どうか、相談にのらせてください。
【最後に】
遊ぶ時間と休む時間
これらは、減らさないように工夫してみてください。
特に、受験という長丁場を乗り切る体力を養う今の時期に、睡眠時間を減らすことだけは避けるようにしましょう。