当たり前のことですが…
先日の「口頭試問勉強会」で話した内容です。
皆さまに、まだ、お伝えしていませんでした。
とても重要なことなので、今から伝えます。
行動観察は、
「子ども」と「子ども」が話します。
でも、
口頭試問は、
「子ども」と「大人」が話します。
当たり前のことです。
でも、これを認識するのとしないのでは、後に大きな差が出ます。
ほとんどの子が話す大人と言えば、
それは、お父さんやお母さんのことを指します。
幼稚園や、保育園の先生も、大人ですが、実はそんなに「1対1」で話す機会は多くありません。
しかし、試験当日に話す大人は、
見たこともない、初めて会う大人です。
ここに、口頭試問の難しさがあったのです。
ここに、いくら家で練習をしても、なかなか本番でうまくいかない原因があったのです。
大人と話すことに慣れていないうえに、
そこは、初めての場所だったりするものだから、
緊張はピークに達し、
結果、上手に話すことができません。
でも、よく考えたら、当然です。
口頭試問の練習を、
お父さま、お母さま、あるいは教室の先生と行うことは絶対に必要です。
でも、それと同じくらい大切なことが、
「大人と話す機会」を多く作ってあげることだったのです。
よし、そうとなったら、「友人を家に招待しよう」とか、「遠くの親戚のうちを一軒一軒訪ね歩こう」もいいのですが、これだと、実現に持っていくこと自体が難しく感じられ億劫になってしまうことがあります。
最初は、敷居を低くすることが肝心です。
明日、間違いなく出会うであろう大人の人たちに、「挨拶」をしてみることからはじめてみませんか?
お買い物の時、店員さんに、「ありがとうございます」
バスに乗る時、運転手さんに、「よろしくお願いします」
建物に入る時、受付の人に、「こんにちは」
身近なところから行うこと
これがうまくいく秘訣です。
今日の結論
本番で口頭試問をうまくいかせるには、「大人と話す機会を作る」でした。
できるところから、コツコツとおこないましょう!
コツコツと行える情報を、
皆さんに提供する場所
それが、
「国立小学校合格勉強会」です。
5月12日(金)に、「第2回 国立小学校合格勉強会」が行われます。
合格のコツだけではなく、
勉強が楽しくなるコツ、
家族での過ごし方がもっともっと楽しくなるコツ
子どもの将来を、より、あたたかく、そして広く考えるコツ
たくさんのコツを一緒に勉強する会です。
詳細の発表を楽しみにしていてください。
神山眞