お約束が守れますか?!
本日は、「行動観察時」における、「やってはいけない!!」シリーズの第2回目
テーマは、「皆さんのお子さまは、お約束がまもれますか?」です。
■1:勝ち負けがつく、集団ゲームでは?
国立小で行われる「行動観察」には、「玉入れ」、「じゃんけん列車」、「タマ運び競争」、「ボール転がしゲーム」のような、「ゲーム性のあるグループ活動」があります。
「ゲーム性のあるグループ活動」の特徴
それは、びっくりするくらいに、「勝ったー負けた」がはっきりするところです。
そんな「勝ち負け」のある、「ゲーム性に富んだグループ活動」で、何よりも大切にしなくてはいけない事
皆さん、なんだと思いますか?
それは、「お約束=ルール」を守ることです。
□線の外から玉を投げるお約束
□じゃんけんで後出しをしないお約束
□応援をするお約束
□走ってはいけないお約束
□自分の順番じゃない時でも、しっかりとゲームを見ていること
などなど、ゲームが行われる際には、必ずいくつかのお約束が発表されます。
そして、いくら勝ちたくても、「ルール」を守らないといった態度では、なかなか「合格」の評価をいただくことはできません。
■2:「どうしてルールが守れない?」
ルールが守れないのには、二つの要因があります。
一つ目:指示(お約束)を聞いていない。
指示自体を、聞いていません。
だから、そもそも、守るべき「お約束」が「何」であるのかが、わかっていません。
そして、何が「ルール違反」であるのかもわかっていません。
ルールが理解できていない状態です。
しかし、ゲームが始まると、なんだか楽しいので、ルールがわからなくても、わからないなりに、大いに盛り上がって参加します。
でも、やはり、見る側からは「ルール(お約束)が守れていないな」と、捉えられてしまいます。
二つ目:勝ちたい気持ちが強すぎる&楽しくなりすぎてしまう
指示の聞き取りはできている。
積極的に取り組んでいる。
けれど、楽しくなりすぎたり、勝ちたい気持ちが強すぎると、ルールが守れなくなってしまいます。
興奮状態になってしまうのですね。
時に、おふざけを始めてしまうことすらあります。
これは、気をつけなければいけません。
■3:皆さんのお子さまはいかがですか?
皆さんのお子さまは、
□「ゲーム」をするときに、「ルール」を守ることができますか?
□「勝ち負け」に、こだわりすぎてしまうことはありませんか?
□「自分」が参加していない時でも、ゲームを見ていることができますか?
□「楽しむこと」と「おふざけすること」の区別をつけることはできますか?
どうですか?
でも…
全てのことが、完璧にできる必要なんか、全くないと思うんです。
子どもは、時に、ルールを守りません
子どもは、時に、勝ち負けにこだわりすぎます
子どもは、時に、自分の順番でない時は無関心になってしまいます
子どもは、時に、おふざけしすぎてしまいます(特に男の子!!)
ゆっくりと、楽しみながら、その子にとっての良さを消すことなく
お約束が守れるようになったらいいんじゃないでしょうか!!
ちきゅうまるでは、神山が、率先して「良くないやり方」を行います。
子どもたちは、その様子を見ながら、だんだんと、「やっていいこと」と「やってはいけないこと」を判断する力を身につけていきます。
すると、
ゲーム自体を楽しめるようになります。
さらに、
ルール(お約束)を守れた自分を誇らしく思えるようになります。
ちきゅうまるの行動観察講座は、4月15日です。
概要はこちら!!
■:行動観察ワンハンドレッドA
日にち:4月15日(日)
場所:三軒茶屋「TMイングリッシュアカデミー」
時間:1000~1140(100分)
講師:神山眞
対象:年長の皆さん
定員:8名~10名くらい
講習費:7,000円(税込み)
■:行動観察ワンハンドレッドB
日にち:4月15日(日)
場所:三軒茶屋「TMイングリッシュアカデミー」
時間:1300~1440(100分)
講師:神山眞
対象:年長の皆さん
定員:8名~10名くらい
講習費:7,000円(税込み)
※同一講座です。どちらかをお選びください。
※受付開始は、3月12日の月曜日、10時の時報にあわせてです。
感謝の意を込めまして 神山眞