ノートに書き留めておくことの重要性
お子さまの短所(苦手なこと)は何ですか?
小学校受験における、「作文課題」や「面接時の質問事項」において、かなりの高確率で出題されているテーマがあります。それは『お子さまの短所(苦手なこと)は何ですか?教えてください』です。
ただ答えるだけでは…
ただ漠然と、「短所のみを答える」でしたら、そんなに難しいものではありません。しかし、その短所を、「相手にわかりやすく伝える」となると少し難易度が上がります。さらに、その短所に対しての「改善法」や「現段階における取り組み」を問われるや否や、難易度は急激に上がってしまいます。
シンプルな方法ではありますが
対策法をひとつ紹介します。それは「ときどきノートに書き留めておく」です。短所と思われるシーンや、苦手なことに出くわしたシーン、これらを、その日の夜、ノートに書き留めておきます。
会話(言葉)を拾うのがコツ!!
その際には、「○○が欠点だ」や「○○なことが苦手なようだ」といった漠然とした書き方は、ほんの少しにします。それよりも、「その時に放たれた言葉」や「その瞬間に見せた態度(感情)」を書き留めます。これをすることによって、相手(読み手&話し相手)に、わかりやすく伝えることが可能になります。
その後の成長を確認
それら発言や態度を、思い出しつつ、後日、冷静な頭で「改善法」や「現段階におけるアプローチ」をノートに書き留めておきます。これをすることによって、その後の変化(成長)を、読み手(話し相手)に伝えることが可能になります。
必ずマイナスをプラスに転じる
欠点や苦手なことを、ありのままに、つまり「事実」だけを伝えても、マイナスイメージしか与えることができません。作文や面接においては、仮にマイナスイメージから出発しても、必ずプラスイメージに転じるのが“鉄則”です。だからこその、“ノートに書き留める”なのです。
成長を実感できる=話(文章)も生き生きとしてくる
しかも、”今の時期から”が、ポイントです。今の時期から書き留めることによって、”マイナスがプラスに転じていることがこんなにたくさんある!!”といったことに、たくさん気づくことが出来るでしょう!!
感謝の意を込めまして 神山眞